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野伏

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野伏
主要能力、4=武勇、敏捷、器用、観察
3=強靭、耐久、精神、記憶
     2=加護、理論、知覚
     1=指導
初期装備=ハードレザーまでの、装備できる防具1つ。
武器=「突く」タイプの武器は使用出来ない。
防具=ハードレザーまで。
盾=ラウンドシールドまで

野伏用の呪文
 習得=耐久CH  発動=観察CH  使用回数=器用値÷必要器用値
野伏用の技
 習得=レベルによる  発動=武勇CH  使用回数=敏捷値÷必要敏捷値

野伏の命中・回避判定
 基本ルールに準ずる。

 野伏達は基本的に、様々な情報や荷物の運び屋(現代の郵便局と宅急便が合わさったものと言えるでしょう)が本来の仕事です。
 一応、南の職業に含まれていますが、各荷物や情報の仲介・中継地点として、そのギルドの組織は大陸全土に広がっています。
 運ぶ荷物、情報も多岐にわたり、貴族達同士の贈り物や遺跡からの発掘品、貴重な物品から特定の事件における証拠品、さらに一般的な手紙から、国家単位の存亡をかけた密書まで、様々で、場合によっては、全てを託した重要な荷物・情報を持ち、いかなる条件下にあっても生き残り、妨害などもしたたかに潜り抜け、預けられた荷物・情報を確実に、そして無事に、相手に届ける者達が野伏であり、荷物・情報の伝達では、野伏に依頼するのがもっともポピュラーで、同時に最も安全かつ信頼のおける方法と言えるのです。
 その為、通常の野伏は単独で行動し、かなり辺鄙な場所でも見かける事もあり、ギルドの依頼や個人の交渉によって依頼をうけ、目的地までのさまざまな環境を踏破し、さらに襲撃を退けるだけの戦闘能力がもとめられ、野伏用の呪文は追っ手撹乱や、サバイバル、情報誤認に通じたものが多く、さらに野伏用の技として剣類によるいくつかの戦闘補助技があり、接近戦においてもそこそこ以上に戦えるようになっています。
 なお、その情報の機密性から、野伏ギルドで運んでいる荷物・情報そのものについて答えてくれる事はありません。
 ただ、旅の安全性についてや、そのコース、難所、旅をする上での国家情勢、ぬけ道や山賊や怪物の出没の噂などについては基本的な事は無料で、重要な事については有料で売ってくれ、かつ、その情報は一番正確かつ最新である為、市民や商人など、一般の人達も頻繁に利用しています。
 街中についての情報は盗賊ギルドで、国家についての情報は暗燈士ギルドで、そして野外や旅路につていの情報は野伏ギルドで、それぞれ暗黙の了解によって分担されて管理されていると考えてよいでしょう。
 野伏の呪文は言葉を必要とせず、指先で中空に小さなサインのようなものを描く事で(そのサインは一瞬、ネオンのように薄く現れます)発動し、技については相手を打ち倒すというよりも、生存を重視し、トリッキーなものが多くあります。
野伏用呪文
 M=習得チェック目標値(耐久CH)  A=必要器用値
 R=射程  D=効果時間  E=効果範囲、または対象
 T=使用タイミング

○コンタクトネイチャー  R=- D=24時間 E=使い手のみ M=7 A=10
             T=通常
 自然と調和し、以後24時間の間、野伏呪文が使用できるようになる。
 1ターンの間集中する事で、サイコロの「0」個振りができる。
 なお、この呪文は成功すると、以後12時間以上が経過し、かつ2時間以上の連続した睡眠をとるまで、かけなおす事はできない。

○ライト R=接触 D=達成値時間 E=下記 M=15 A=16 T=通常
 使い手が接触した物体に光球がやどり、あたりを明るく照らす事ができる。
 この光は達成値mまでを照らす事ができ、光量は使い手が自由に絞る事ができる(一時的に光量「0」にして、暗闇で隠れる事もできる)。
 なお、この光量の調整は、この呪文をかけた物体が見えている限り行う事ができる為、離れた場所に光量「0」にして置いておいたものを一気に光らせる事もできる。
 なお、光量の変化は迅速だが、目をくらませるほど急激ではない。

○ピュリファイ R=接触 D=永久 E=食料、水 M=16 A=17 T=通常
 達成値÷8人分の1回の食事分の水(1人分500mlとします)と食料(1人分を米にして1.5合とします)を浄化するもので、いたんだり、毒に犯されたりしたものに使う事で、安全に摂取できるようになります。
 ただし、毒や腐敗を取り除くとはいっても、もともと毒性のあるものに使用して、それが無害になるわけではなく、外的要因による毒や腐敗を取り除く効果となります(つまり毒キノコにしようしても、やはり毒キノコのままです)。
 また、この呪文をかけて浄化したものを再び腐敗させた場合、もう一度この呪文をかけて浄化する事はできません。

○サバイバル R=- D=達成値÷3時間 E=使い手のみ M=17 A=18 T=通常
 この呪文の影響下にある使い手は、効果時間の間、食料を必要とせず、いかなる過酷な自然環境であっても、それ自体によってはダメージを負う事なく行動できます。
 なお、過酷な自然環境とは、砂漠や雪山などで、水中や溶岩の中など、そもそも使い手が存在できない環境に対しては、なんら効果を発揮しません。
 さらに、食料を必要としないとはいうものの、絶食している事実はかわらない為、3日も4日も絶食したまま、この呪文の効果のみで生存している場合、効果時間中に食料を適度にとってゆかないと、効果時間がきれて、再びこの呪文を自分にかける間に(同名の呪文をかけられないルールから、かならず効果時間がきれる瞬間があります)、急速に飢餓感がふくらみ、餓死してしまうでしょう。




○ヒーリング R=接触 D=永久 E=対象1体 M=17 A=8 T=通常
 自然界の治癒の力をあつめて、対象の傷を治療するもので、対象のHPを達成値÷2(切り捨て)ポイントだけ回復させる事ができる。
 使い手自身に使用すれば、より効率的に自然の力を利用できる為、達成値ポイントの回復となる。
 なお、この呪文は自然界の治癒の力がその源である為、森の中で、対象の肩幅よりも大きな幅を持つ大木にもたれかけて呪文を唱えた場合、達成値ポイントの回復効果となり、ファンブル以外では失敗しなくなり、同様の体勢で使い手自身に使用した場合、回復効果は達成値×1.5ポイントとなり、さらに「職業数による出目1効果無視」を利用出来る。
 ただ、この方法で呪文を使用する場合には大きな木の根本にすわり、その幹にゆっくりと体をもたせかけなければならない為、非戦闘時で、かつ移動してない状態でしか使用できない。

○マインドディスガイズ  R=接触 D=達成値時間 E=対象一体、または1個
             M=18 A=12 T=通常
 この呪文をかけた対象への探知系呪文は、使い手が望んだ偽の情報を流してしまう。 
 ただし、探知系呪文・効果の達成値が、この呪文の達成値を上回っていた場合は、この呪文の効果は発揮されない。
 対象は使い手が接触した1体か、または、達成値立法cmまでの物体1個となる。
 この呪文は悪意や敵意といったものや、気配やその存在そのものを偽らせる事ができる為、「気配的に透明」といった状態をつくりだす事ができ、僧侶呪文の「ワード」などの探知系にかかっても、「存在していない」と偽る事で、通過を探知されないなどといった事や、逆に自分の気配は複数とする誤情報を流し、探知側を撹乱する事ができる。
 またこの呪文は『R=- D=達成値÷5ラウンド E=使い手のみ』として、使い手にエンチャントして、使い手を認識しずらいようにする事で、達成値÷5の回避ボーナスと装甲ボーナスを得る事ができる。

○トランスパレンティ R=- D=瞬間 E=使い手のみ M=23 A=13 T=通常
 この呪文は緊急脱出を可能とするもので、呪文を唱えた瞬間、使い手がたどってきた道を達成値m、強制的かつ、瞬時に戻ってしまう(屋内なら、扉なども勝手に開け閉めして移動する)。
 ただし、これはテレポートではなく、特殊移動な為、その道が通行できない状態や、使い手が通ってきた時とは状態が変化してしまっている場合(扉の鍵が閉まっている、何かの事情により、壁などで来た道が通れなくなっている等)では、呪文は効果をまったく発揮しないで終わる。
 また、戻るのは達成値m丁度である為、戻った結果、使い手に不利益があっても、その距離を調節する事はできない。
 なお、使い手が平時において活動可能なルートは戻れるが、そうでない場合は「状態が変化した」として呪文は効果を発揮できない。
 例えば、ヒト族の使い手が、水中を「ウォーターブレッシング」の効果をもらいながら進み、地上に出て、暫くして、「ウォーターブレッシング」の効果が切れてからこの呪文を使用した場合、使い手は水中に戻る事ができる(おぼれるかもしれないが)が、「フライ」の効果で、空中を移動してきて屋内に入り、「フライ」の効果が切れてからこの呪文は使用した場合には、空中には戻れないので「状態が変化した」として効果は発揮されない。
 また、この呪文は『R=- D=瞬間 E=使い手のみ T=ダメージ確定前カウンター』として、使い手に対する物理的な攻撃(それが射撃であれ接近戦であれ)のダメージに対して、その確定前のカウンタータイミングで使用を宣言出来る。 
 この場合は使い手は達成値÷2ポイントの軽減効果を得られる。

○レジスタンス R=10m D=達成値ラウンド E=対象1体
        M=26 A=11 T=通常
 対象1体の抵抗力を引きあげ、呪文、技に対して、達成値÷4の抵抗ボーナスを与えるとともに、自然現象や事故の回避判定(穴に落ちない、転がってくる岩を避けるといったもので、発動した罠などに対しての判定に使えるわけではありません)、さらにはモンスターの能力に対する抵抗判定に、達成値÷5のボーナスを得る事ができる。
 またこの呪文は『T=ダメージ確定前カウンター』として使用する事も出来、この場合は対象がうける「モンスターのあらゆる特殊能力」によるダメージについて達成値ポイントの軽減を与える事が出来る。
 これはブレス攻撃などはもちろんの事、カーネイジウェポンの追加ダメ―ジ(本来のダメージ分には干渉出来ないので注意)などについても有効となる。

○アンチドーテ R=接触 D=永久 E=対象1体 M=27 A=14 T=通常
 特殊な毒を除き、対象の体内の一種類の毒の成分を一瞬にしてすべて分解してしまう事ができる。
 ただし、毒を分解するだけなので、それによって受けたダメージ等が回復する事はなく、複数の毒の効果をうけている場合には、その回数だけこの呪文をかけなくてはならない。
 達成値を必要とせずに解毒できる、非常に強力な呪文で、「特殊な毒」とは、マスターが世界観によって設定したものとなるので、事実上ほとんどすべての毒が解毒できる。

○スネア  R=接触 D=達成値ターン E=下記 M=29 A=12 T=通常
 屋外で最低でも2m四方の地面が剥き出し(石畳などに覆われていない事を意味し、草などが生えているや、極端な話、芝生の空間でもかまわない)の空間が必要で、使い手がその地面に接触する事で、達成値÷7mまでの距離の2m四方の地面を対象として、その地面に魔法的な罠を仕掛ける事ができる。
 罠については探知型と攻撃型を選択できる。
 探知型:その地面を通り過ぎてゆく生物(空中さえも範囲内)の映像を見る事ができる。
     達成値がパーティランク目標値を越えているなら、会話も聞き取れる。
 攻撃型:重さを指定し、その指定された重さの前後10キロ以内の者がその地面の中心付近を踏んだならば、その者と、範囲内にいる者すべてに達成値÷2のダメージを与える。
 このダメージは耐久チェックによる抵抗により、半分にする事ができる。
 達成値がパーティランク目標値を越えているなら、達成値ポイントのダメージにでき、かつ、使い手が明確にその姿をイメージできる者(大抵は人間になるでしょう、なぜなら、モンスターは個体識別が人間にはほぼ不可能で、それは「明確なイメージ」とはいえないからです)にのみ反応するようにできる。
 いずれの場合も、達成値を目標にして観察チェックする事で「スネア」の呪文がかかっているいる事がわかるが、野外で年がら年中観察チェックする事は考えられないので、非常に危険な呪文といえる。
 また、「デテクトマジック」系であれば当然発見でき、罠発見の技能はもちろん使用可能だが、解除は「ディスペルマジック」系でなければできない(魔法的とはいえ「罠」なので、「危険察知」の技能は使用できる)。
 なお、街道などにこの呪文はかける事は最大の禁忌とされ、善悪をとわず、ほぼすべての野伏ギルドからお尋ね者となり抹殺の対象となる。



○パーサイトファミリア  R=下記 D=達成値ラウンド E=下記 M=30 A=17
             T=通常
 効果時間の間、達成値m以内にいて、使い手が見える範囲の中に(つまり、壁の向こうなど、視線が通らない場合は「見えない」)使い魔、または召喚生物がいた場合、それを特定し、見破る事ができる(不可視の能力がある場合、達成値が上回っていれば、完全に「見る」事ができ、下回っていても、「いる」と見破る事はできる)。
 この状態でいる間、使い手が発見した使い魔に呪文を使用した場合(使い手が手をとって、味方の呪文を誘導する事も可能)、その呪文は使い魔を媒介にして、そのサモナーへ、直接呪文攻撃をする事を可能にする。
 この場合サモナーは自分に直接、通常通りに呪文を使用されたのと同様にダメージ処理等をしなければならない。

○スクライング R=以下 D=達成値÷6ラウンド E=下記 M=33 A=18
        T=通常
 使い手が明確にイメージできる者(数日以内にまじかに数回会い、会話した事がある程度)か、明確にイメージできる物(数日以内に手でさわり、全方位からきっちり眺めた事がある程度)を対象にとり、それが達成値×(振ったダイスの数×5)m以内にいた(またはある)ならば、効果時間の間、それを中心にゆっくりと周囲をカメラで写しているかのような風景を見る事ができる。
 ただ、とうぜん対象を中心としているので、箱に詰め込まれていたり、暗闇に閉じ込められているなどされている場合、真っ暗な映像として使い手は見る事になる(それでも、対象の周囲が「真っ暗だ」という情報にはなるでしょう)。

○フォグ  R=- D=達成値ターン E=下記 M=34 A=13 T=通常
 この呪文は使い手を中心とした達成値mの空間に濃密な霧を発生地させ(霧はこの空間に固定される)、視界をほぼ 0にしてしまいながら、使い手のみは、この効果を受けない。
 しかしながら、効果を受けないのは使い手のみで、味方も視界0になっているので、使い時の難しい呪文でもあり、使い手が手を引いて案内できるのはせいぜい2名が限界でしょう。
 また、視界0といっても、目の前に立たれれば確認できてしまい、あくまで霧なので、戦闘になれば、射程のある攻撃は一切できず、隣接ヘクスにいる者にのみ攻撃をする事ができる(使い手は効果をうけていないので、使い手に攻撃する時は-4、使いてから攻撃される時も-4のペナイルティをうけて、命中・回避判定を行う)という判定となる。
 なお、あくまで霧により視界を限りなく0にしているので、「視覚」に頼らずに行動できる、または「熱探知」などの特殊な視界判定をもっている者には効果がない。
 通常、数人の仲間とともに行う逃走用に使用され、仲間は「インフラビジョン」等の視界補正呪文を使う事が望まれます。

○アースファング R=30m D=瞬間 E=対象1体 M=36 A=13 T=通常
 対象の足元から牙がズラリとならんだ口だけの存在がくらいつき、達成値ポイントのダメージを与える。
 このダメージは精神抵抗に成功する事で半分にできる。
 さらに、対象が地面に足をつけていない状態(飛行など)の場合、牙は加速をつけて食い千切る為、ダメージは×1.5となり、抵抗に成功したとしても、2/3(切り捨て)までしか減少する事はできず、さらに牙によって地面に引き落とされ、達成値を目標に筋力チェックを行い成功すれば普通に着地するだけだが、失敗したなら地面に叩きつけられ、(達成値+高度m)÷5の追加ダメージをうけて転倒状態となる。

○ストーンテル  R=下記 D=下記 E=下記 M=38 A=13 T=通常
 自然の石、または加工されている石材などに対して質問できるもので、達成値÷10個までの質問をする事ができ、各質問は達成値文字以下の文字数でなければならない。
 石は質問された事に関して、友好的に「はい」または「いいえ」の形で答えてくれる(もちろん、わからない場合は「わからない」となるし、質問の一部だけ正解なら「限定的にはい」と答えるだろう)が、石は生物を明確に個体認識しているわけではない為、手配書を見せて「この描いてある顔の者が通ったか?(18文字の質問)」と聞いても、「わからない」と答えるだろう。
 逆に「今日、10人以上の人間と赤い幌の馬車が通ったか?(32文字の質問)」などといった限定の仕方の質問は上手な質問と言える。
 マスターは必要以上に親切になる必要はなく、やや意地悪なくらいの認識で質問に答えると丁度良いと言える。
 また、この呪文は「R=達成値×10km D=1回のやりとり E=対象1体 T=通常」とする事で、使い手が明確に思い浮かべる事の人物(達成値日以内にまじかに会い、会話した事がある程度)に対して達成値文字以内のメッセージを送る事ができ、さらに送られた側は1日以内であれば、達成値文字以内の返信を使い手に送る事ができる。
 ただし、対象が地下にいる場合、この呪文は対象が不適切となり、失敗してしまう(失敗の事実は使い手にわかります)。

○フィルト R=接触 D=達成値日 E=下記 M=39 A=14 T=通常
 この呪文を使用するには、1m平方の平坦な地面(土でも、石畳でも床でもよい)が必要となり、使い手が地面に手をあてて呪文を行使する事で、その1m四方に不可視の魔方陣が描かれ、中に入った特定の者に達成値×2文字までのメッセージを伝える事ができる。
 「特定の者」とは、「重さを指定し、その指定された重さの前後10キロ以内の者」とするか、または「使い手が明確にイメージできる人物(達成値日以内にまじかに会い、会話した事がある程度)3人まで」または「野伏ギルドのメンバーで、かつ使い手と同一の冒険者ギルドの者」のいずれかの条件での特定となる。
 なお、条件にあう者のみには地面の魔方陣がぼんやりと赤く光って見え、メッセージも、その特定の者のみに聞こえる。
 また、達成値がパーティランク目標値を超えていたなら、メッセージを再生させた者は、達成値文字までの返信を吹き込む事ができ、効果時間内であれば、何度でも再生・録音を使い手と「特定の者」の間で行う事ができる。
 この呪文は効果時間がすぎるか、またはメッセージをうけた者、もしくは使い手の意思によって呪文の効果は終了させる事ができる。
 またこの呪文は『D=達成値時間 E=小石1つ』として使用でき、その場合には小石呪文をかけて、以後その小石を(ネックレスにしている方が楽でしょう)を強くにぎったなら、達成値ポイント回復する。
 この行動は「T=通常」として使用され、この小石は以後ただの小石にもどる。
 小石を1つこの呪文でエンチャントしている場合、その小石を使用しない限り、この呪文は使用する事が出来ない。





○ディストラップ R=2m D=1ターン E=罠1つ M=40 A=15 T=通常
 その存在が確認できている罠1つを、1ターンの間、軌道させなくする事ができる。
 これは魔法的な罠であっても、機械的な罠であって、なんらかの条件によって起動する装置で、それを解除可能なものであるならば、効果を発揮できる。
 逆にいえば解除不可能(装置を設置した者ですら、安全に通ったり、開けたりといった事ができなくなっている等)な罠については、この呪文は効果を発揮できない。
 また、罠を解除したわけではないので、1ターン後には、罠は通常通り機能しはじめる。
 この呪文は『R=- D=達成値時間 E=小石1つ T=通常』として使用出来、この場合小石に呪文をかけて持ち歩く事になり、その小石を強く握りしめて1~3の時間を指定して手を離すと、その指定した1~3ラウンド後の同一の行動順のタイミングで小石は炸裂し、小石のある2㎥内の全てに達成値ダメージを与える。
 このダメージは耐久チェックによる抵抗判定に成功する事で半分に出来る。
 この呪文がかかった小石が使用されるまで、この呪文は再び使用する事が出来ない。

○クラックインセンス R=下記 D=達成値ターン E=下記
 M=41 A=16 T=通常
 この呪文は使い手より6m以内の対象すべて(これは使い手中心に移動します)か、達成値÷2mまでの空間(固定されます)のいずれかを選択して使用する。
 選択した空間内に対しての捜査・探知系呪文は、この呪文の達成値以下の達成値だった場合、呪文使用時に使い手が設定しておいた、誤った結果をもたらす。
 この呪文は悪意や敵意といったものや、気配やその存在そのものを偽らせる事ができる為、「気配的に透明」といった状態をつくりだす事ができ、僧侶呪文の「ワード」などの探知系にかかっても、「存在していない」と偽る事で、通過を探知されないなどといった事や、逆に自分の気配は複数とする誤情報を流し、探知側を撹乱する事ができる。
 この呪文は『R=- D=瞬間 E=使い手のみ T=ダメージ確定前カウンター』として使用する事が出来、その場合は使い手へのダメ―ジに対して、ダメージ確定前のカウンタータイミングで使用出来、達成値ポイントのダメージを軽減し、さらに使い手自身を自分が今いるヘクスから、好きな隣接ヘクスへと(2mの)移動する事が出来る。
 この移動は徒歩で移動出来る状態でなければならず、壁などによってさえぎられている場合はそちらには移動出来ない。
 この移動によって連撃などを回避する事が出来る(ただし、追撃系の技や能力を相手がもっていた場合、それを誘発させてしまう。


-------------------------これ以降は高位呪文です-------------------------------------------
                     (まだ未修整)


○ディレイドブラストファイヤーボール R=30m D=- E=下記 M=47 A=18
 この呪文は使い手より30m以内のちてんに、真紅の2cmほどの、宝石のような石を出現させる。
 この石は魔力の塊で、達成値ラウンド(またはターン)以内の、使い手が指定した整数のタイミング(「0」は指定できない)で発動し、そこを中心に6㎥以内のすべてに火炎により達成値ダメージを与える。
 このダメージは抵抗によって半分にする事ができる。
 出現した石は簡単に持って移動させる事ができるが、破壊することは「ディスペルマジック」系の呪文を使用しない限り不可能である。
 また、この呪文は他者と協力し、その者が使用した呪文に対してかける事もできる。
 この場合はタイミングをあわせる為、1ターンかけて行う儀式呪文となり、どちらかが呪文に失敗すれば、両方とも呪文に失敗したものとみなされる。
 接触型の呪文に使用した場合は、石を持っていた者にかかり、対象を個別に指定するタイプの呪文に使用した場合は、適正な対象の中からランダムに選択される。
 範囲型呪文だった場合には、石を中心として、その呪文本来の範囲で発動し、さらにその中から特定の対象を選ぶ場合にはランダムとなる。
 また、召喚生物系にかけた場合は、発動すると手近な対象にむけてランダムに攻撃を開始する。
 特定のアイテムにしかかけられない呪文や、発動に触媒や条件が必要なもの、また、上記の分類にそぐわないタイプの呪文は使用できない。
 ただし、この儀式呪文に使用した他者の呪文については、石が発動するまでは、その回数は減ったままとなる(例えば1日に4回ファイヤーボールを使用できる魔術師が協力した場合、石が実際に発動する前に翌日となった場合、「アチューンメント・スタッフ」をしても、その日は3回しかファイヤーボールは使えない事になる)

○ウィンドウィスパー R=下記 D=達成値時間 E=下記 M=49 A=19
 この呪文はあらかじめ、対象1体と接触して呪文を唱える事で、対象と使い手の手の甲に2cmほどの紋章が描かれる。
 以後、効果時間の間、その紋章を通じて、達成値×10m以内であれば、使い手と対象は携帯電話のように自由に会話する事ができる。
 紋章は手袋などで隠してしまうと会話不可能となり、相手から連絡があった場合、その場所が熱く感じられる程度となる。
 これを利用して潜入調査の際、唐突に相手から連絡されて声がもれてしまうのを防ぐ事もできる。
 この会話自体は、互いの姿がまったく見えて無くてもよく、壁や小型の城程度の結界ならば問題なく通信できる。
 ただし、どちらか、または両者が地下にいる場合、この呪文は対象が不適切となり、会話したくてもまったくつながらない状態になってしまう(この事実は相手にわからず、紋章を隠している為に会話できないのか、地下にいるから会話できないのかは不明となります)。

○カッティングライトニング R=下記 D=達成値時間 E=下記 M=51 A=19
 この呪文は使い手が接触した固体から固体に、達成値÷6m以内の直線で、不可視の糸のようなものをはる呪文で、なにかがこのラインを通過した時に、そのラインに稲妻が走り、達成値ポイントのダメージを与える。
 このダメージは抵抗に成功する事で半分にできる。
 なお、達成値がパーティランク目標値を超えていたなら、「使い手が明確にイメージできる人物(達成値日以内にまじかに会い、会話した事がある程度)3人まで」は、このラインを通過しても、呪文が発動しないようにする事もできる。
 また、この呪文は他者と協力し、その者が使用した呪文に対してかける事もできる。
 この場合はタイミングをあわせる為、1ターンかけて行う儀式呪文となり、どちらかが呪文に失敗すれば、両方とも呪文に失敗したものとみなされる。
 接触型の呪文に使用した場合は、ラインを通過した者にかかり、対象を個別に指定するタイプの呪文に使用した場合は、通過点を起点として、適正な対象の中からランダムに選択される。
 範囲型呪文だった場合には、通過点を中心として、その呪文本来の範囲で発動し、さらにその中から特定の対象を選ぶ場合にはランダムとなる。
 また、召喚生物系にかけた場合は、発動するとラインを通過した対象にむけて攻撃を開始する。
 特定のアイテムにしかかけられない呪文や、発動に触媒や条件が必要なもの、また、上記の分類にそぐわないタイプの呪文は使用できない。
 ただし、この儀式呪文に使用した他者の呪文については、この呪文が発動するまでは、その回数は減ったままとなる(例えば1日に4回ファイヤーボールを使用できる魔術師が協力した場合、石が実際に発動する前に翌日となった場合、「アチューンメント・スタッフ」をしても、その日は3回しかファイヤーボールは使えない事になる)
 不可視の糸は、効果時間が経過するか、発動する事で自動的に消滅する。
 この呪文がかけられた地面は、達成値を目標にして観察チェックする事で呪文がかかっているいる事がわかるが、行動している時に、年がら年中観察チェックする事は考えられないので、非常に危険な呪文といえる。
 また、「デテクトマジック」系であれば当然発見でき、罠発見の技能はもちろん使用可能だが、解除は「ディスペルマジック」系でなければできない(魔法的とはいえ「罠」なので、「危険察知」の技能は使用できる)。

○ワードブラストファイヤーボール R=下記 E=達成値時間 E=下記
                 M=56 A=19
 この呪文はあらかじめ地面や壁に不可視の魔方陣を描いておき(魔方陣の大きさは達成値÷2mまでで、つまり効果は達成値÷2㎥内で下記の行いがされたなら)、その魔方陣の中で、使い手が指定しておいた、単語1つを言うと、魔方陣の中で火球が炸裂し、中にいる者すべてに達成値ダメージを与える。
 このダメージは抵抗で半分にする事ができる。
 なお、達成値がパーティランク目標値を超えていたなら、「使い手が明確にイメージできる人物(達成値日以内にまじかに会い、会話した事がある程度)2人まで」は、この発動したとしても、その者だけはダメージや効果を受けないとする事もでき、効果時間も達成値×2時間までとできる。
 また、この呪文は他者と協力し、その者が使用した呪文に対してかける事もできる。
 この場合はタイミングをあわせる為、1ターンかけて行う儀式呪文となり、どちらかが呪文に失敗すれば、両方とも呪文に失敗したものとみなされる。
 対象を個別に指定するタイプの呪文に使用した場合は、指定した単語を発言した者にかかり、複数の対象をとれる場合は、残った部分をランダムに対象をとる。
 範囲型呪文だった場合には、指定した単語を発言した者を中心として、その呪文本来の範囲で発動し、さらにその中から特定の対象を選ぶ場合にはランダムとなる。
 ただし、接触型の呪文を使用した場合は、儀式は自動的に失敗してしまう。
 また、召喚生物系にかけた場合は、指定した単語を発言した者にむけて攻撃を開始する。
 特定のアイテムにしかかけられない呪文や、発動に触媒や条件が必要なもの、また、上記の分類にそぐわないタイプの呪文は使用できない。
 ただし、この儀式呪文に使用した他者の呪文については、この呪文が発動するまでは、その回数は減ったままとなる(例えば1日に4回ファイヤーボールを使用できる魔術師が協力した場合、石が実際に発動する前に翌日となった場合、「アチューンメント・スタッフ」をしても、その日は3回しかファイヤーボールは使えない事になる)。
 不可視の魔方陣は、効果時間が経過するか、発動する事で自動的に消滅する。 
 この呪文がかけられた地面は、達成値を目標にして観察チェックする事で呪文がかかっているいる事がわかるが、行動している時に、年がら年中観察チェックする事は考えられないので、非常に危険な呪文といえる。
 また、「デテクトマジック」系であれば当然発見でき、罠発見の技能はもちろん使用可能だが、解除は「ディスペルマジック」系でなければできない(魔法的とはいえ「罠」なので、「危険察知」の技能は使用できる)。

○スペルディストラクト R=6m D=永久 E=呪文1つ M=59 A=14
 紋章を描き、それを砕く動作をする事で、範囲内で使用が宣言された呪文に対して、その達成値が宣言させる前のカウンター・タイミングで使用が宣言でき、その達成値を上回る事で、その呪文の効果を完全に消滅させてしまう事ができる。
 また、この対象とした呪文が「カウンター・タイミング」で使用された呪文だった場合、くらべる際の値は達成値×1.5される上、対象の呪文の使い手は、この呪文の本来の達成値を目標にして精神チェックしなければならず、失敗したならば、1ターンの間、その呪文が使用できなる上に、使用した呪文の職業における呪文すべてのカウンター・タイミングでの宣言はできなくなり、通常タイミングで使用する為にも1度の呪文で、3回分の呪文を消費しなければならなくなる(残り2回ならば、その呪文は使用できず、ポイント制の場合消費ポイントは3倍となり、ライフの支払いが必要な場合も3倍のライフの支払いがそれ以降強要される)
 抵抗に成功すれば、その呪文のみが1ターンの間使用できなくなるだけとなる。
 また、すでにかかっている呪文の場合(エンチャント系など)は、達成値×1.3の値が、その呪文の達成値を上回っていれば、その呪文を破壊してしまう。
 これは呪文の効果というよりも、魔力そのものに干渉して破壊してしまう為、通常の方法ではディスペル系スペルをかけずらい、またはかける事すらできない呪文(「プリズマティックウォール」や「ダークホール」など)でさえ破壊できる。

○メンディング R=接触 D=永久 E=物体1つ M=63 A=38
 この呪文は破損した建築物や物品などを修復するもので、建築物ならば達成値÷7㎥までのサイズの破損個所、物品ならば達成値立法cmまでの大きさの物品に対し、達成値×2ポイントの修復を行うことができる。
 この呪文はあくまで破損した物体を修復するものなので、飲んでしまった液体や、消費された物品などは当然「修復」の対象とはならず、また、魔法の物品関係に対してはまったく効果を発揮できない。
 また、この呪文は「R=30m D=達成値÷8ラウンド E=使い魔1体」とする事で、自身の「パーサイトファミリア」が成立して確認中の使い魔(または召喚生物)を対象にして使用する事ができ、その使い魔の移動を封じ、それにダメージを与える事(この使い手自身が行う攻撃については接近戦物理攻撃でも、魔法攻撃でも有効となり、「ダメージのみ」が処理され、付随効果や特殊効果は発生できない。後述の他者による攻撃では魔法攻撃のみとなる)で、使い魔(または召喚生物)ではなく、そのサモナーへとダメージを直接与える事ができるようになる。
 使い手に接触され、同調する事で(つまり、使い手の行動順を消費する事で)、他の術者が、この呪文の効果を利用して、使い魔(または召喚生物)にダメージ呪文を放ちサモナーへダメージを飛ばす事もできる。
 この呪文による呪文は使い魔(または召喚生物)を対象にとっているものの、実際の魔力の焦点はサモナーである為、使い魔(または召喚生物)になんらかの防御能力(対魔法抵抗力など)があったとしても、放たれるダメージ呪文に対してはなんら効果を発揮しない(この呪文そのものには有効となる)。
 飛ばされたダメージについては、サモナーは自身に対して呪文が使用されたかのように抵抗判定等を行う事ができる。

○ストンピィアイスブラスト R=下記 D=達成値時間 E=下記 M=65 A=18
 この呪文はあらかじめ、2m四方の地面にかけておき、使い手以外の者で、ヒトサイズかつ、知性とよべるものがある者がその地面を踏んだならば、そこを起点として達成値÷3m以内のすべてに、氷の嵐により、達成値ポイントのダメージを与える。
このダメージは抵抗により半分にする事ができる。
 なお、達成値がパーティランク目標値を超えていたなら、「使い手が明確にイメージできる人物(達成値日以内にまじかに会い、会話した事がある程度)2人まで」は、この発動したとしても、その者だけはダメージや効果を受けないとする事もでき、効果時間も達成値×2時間までとできる。
 また、この呪文は他者と協力し、その者が使用した呪文に対してかける事もできる。
 この場合はタイミングをあわせる為、1ターンかけて行う儀式呪文となり、どちらかが呪文に失敗すれば、両方とも呪文に失敗したものとみなされる。
 対象を個別に指定するタイプの呪文に使用した場合は、指定した地面を踏んだ者にかかり、複数の対象をとれる場合は、残った部分をランダムに対象をとる(呪文として適性でなければならない)。
 範囲型呪文だった場合には、指定した地面を踏んだ者を中心として、その呪文本来の範囲で発動し、さらにその中から特定の対象を選ぶ場合にはランダムとなる。
 ただし、接触型の呪文を使用した場合は、儀式は自動的に失敗してしまう。
 また、召喚生物系にかけた場合は、指定した地面を踏んだ者にむけて攻撃を開始する。
 特定のアイテムにしかかけられない呪文や、発動に触媒や条件が必要なもの、また、上記の分類にそぐわないタイプの呪文は使用できない。
 ただし、この儀式呪文に使用した他者の呪文については、この呪文が発動するまでは、その回数は減ったままとなる(例えば1日に4回ファイヤーボールを使用できる魔術師が協力した場合、石が実際に発動する前に翌日となった場合、「アチューンメント・スタッフ」をしても、その日は3回しかファイヤーボールは使えない事になる)
この呪文がかけられた地面は、達成値を目標にして観察チェックする事で呪文がかかっているいる事がわかるが、行動している時に、年がら年中観察チェックする事は考えられないので、非常に危険な呪文といえる。
 また、「デテクトマジック」系であれば当然発見でき、罠発見の技能はもちろん使用可能だが、解除は「ディスペルマジック」系でなければできない(魔法的とはいえ「罠」なので、「危険察知」の技能は使用できる)。


○チェインライトニング R=達成値m D=瞬間 E=下記 M=78 A=28
 使い手の手元から糸のように細い稲妻が走り、触れた者すべてに達成値ポイントのダメージを与える。
 この稲妻は使い手より一直線に進むが、使い手はその軌道を任意に90度の角度で自由に何度でも折り曲げる事ができる。
 ただし、最低でも2m直進しないと、次の折り曲げはできない。
 抵抗に成功する事で、ダメージを半分にする事ができる。
 何度も稲妻を折り曲げる事で、同一の対象に何度も稲妻を当ててダメージを与える事ができるが、その回数は1回の呪文で、達成値÷12回までで、それ以上の回数あてても、ダメージは発生しない。
 対象は当たった回数だけ、別個に抵抗判定をする。
 なお、この呪文は直線上の対象を指定している呪文という特殊な扱いとし、接近戦戦闘等をしていても、直接この稲妻の通り道にいなければ、その者は効果をうける事はない(ただし、通り道にいれば、使い手の意思にかかわりなく命中はしてしまう点に注意)。

○ハロウ R=達成値m D=達成値日 E=使い手中心 M=86 A=35
 この呪文には3日の儀式が必要で、達成値(これは3日目の達成値を利用する)×100spの費用も必要となる。
 使い手は3日の間、毎日この呪文を唱えながら、複雑な手順で儀式を行う。
 この時、指定する職業(複数選んでもよいが、後述の制限あり)と、指定する分類(人妖や魔獣といったもので、2つまで指定できる)を決定する。
 1日目の呪文の達成値で範囲がきまり、2日目で効果時間がきまり、3日目の達成値が効果の達成値となる。
 いずれかのタイミングで呪文が失敗し、その日に呪文がかけなおせない場合、儀式は失敗し、最初からやり直しとなる(費用は3日目に決まるので、3日目に失敗すると全額消費される)。
 呪文が完成したなら、使い手を中心として、達成値mの周囲に結界がはられ、この結界はその空間に完全に固定される。
 結界内では、使い手が儀式を始める時に指定した職業(これは複数でもかまわないが、1日目の達成値÷10以下でなければ呪文は失敗する)以外での、すべての職業での呪文の達成値に、達成値÷5のペナルティがかかり、それがカウンター・タイミングでの宣言ならば、ペナルティは達成値÷3となる。
 さらに、指定された分類の接近戦攻撃において、命中判定に達成値÷8のボーナスを与える。
 また、費用を達成値×50sp追加で用意して儀式をスタートさせたなら、上記の効果に加え、指定された職業以外でカウンター・タイミングの宣言をしたなら、その呪文の使い手にすぐさま達成値(効果なので3日目の達成値を使用)ポイントのダメージを与え(このダメージは精神抵抗に成功する事で半分にできる)、指定された分類の接近戦攻撃において、ダメージに達成値÷4のボーナスを与える。






















 ●野伏の特殊能力と剣技
 野伏は、以下のような特殊能力と剣技を所持し、また使用できる。
 野伏の特殊能力と剣技には習得チェックはなく、野伏になった段階で、あるいは、「習得条件」を満たした瞬間に使用可能となる。
 特殊能力については追跡や逃亡などのシーンで非常に重宝するものが多く、さらに剣技については、野伏の高い接近戦能力の証明でもあるが、基本的に攻撃力というよりも、荷物を無事届ける為に自然に身につき、受け継がれてきたもので、機動力や、戦闘回避の為に、戦いを有利に展開させる用のものが多いのが特徴となっている。


○罠感知  習得条件=なし  使用条件=スキル(観察)として
 この能力は、まわりの自然状況や雰囲気などの要素を含めて判定しているので、野外でしか使用する事はできません。
 特定の場所、または物に罠がかけてあるかどうかを判定する能力で、観察チェックで行います。 通常はプレイヤーが宣言する事で、対象としたものに罠がかかっていないかを判定する為に行いますが、プレイヤーが特に調べる旨等を宣言していないような状態で、罠そのものに直感的に気付ける状況だとマスターが判断したなら、プレイヤーに判定をしてもらう事もありえるでしょう(ただしこの場合、目標値は+5~+20くらいはされるべきでしょう)。
 目標値はマスターのシナリオによりますが、通常ならばパーティランク目標値±5が一般的です。 自分の観察チェックに+5のボーナスを足して上回れば罠発見となり、マスターから罠の種類と結果、解除の目標値などが知らされます。 現在の職業が野伏ならば、チェックは自身の能力か「(パーティランク-1)×10」の値の高い方を利用でき、自身の能力を利用する場合は+8のボーナスとなり「1の目」3つで自動失敗(ファンブル)となり、この時は罠は発動してしまいます。

○罠解除  習得条件=なし  使用条件=スキル(器用)として、「装置無効化」としても使用出来る。
 すでに罠感知に成功している罠に対して行えるもので、器用チェックで行います。
 罠強度が目標値となり、それを超えていれば罠は解除されます。 1ターン(戦闘中は5ラウンドで判定できますが、目標値は+15されます)の時間が必要で、失敗したものに再挑戦する場合は、まる1時間をあけなければなりません。
 目標値はマスターのシナリオによりますが、通常ならばパーティランク目標値±5が一般的です。 自分の器用チェックに+5のボーナスを足して上回れば罠の解除となります。 現在の職業が野伏ならば、チェックは自身の能力か「(パーティランク-1)×10」の値の高い方を利用でき、自身の能力を利用する場合は+8のボーナスとなり「1の目」3つで自動失敗(ファンブル)となり、この時は罠は発動してしまいます。

○物に隠れる  習得条件=なし  使用条件=スキル(器用)として、「隠れ身」としても使用出来る
 野外において、昼夜を問わず、自分の身体を完全に隠せる大きさのものがあれば、それを利用して消えるように隠れてしまうもので、観察チェックで判定します。
 この状態の者を発見するには、隠れたときの観察チェック+8の値を、観察チェックで出さなければなりません(ただし、野伏が発見しようとする場合には、こちらにも+8のボーナスがつくので、実質達成値勝負となります)。
 隠れた状態を維持する為には、移動を宣言できません。
○静かに移動する 習得条件=なし 使用条件=スキル(器用)、「忍び歩き」としても使用出来る
 物音を立てずに移動するもので、ハードレザー以下の鎧の時でしか使用できず、敏捷チェックで判定したものに対して、見つけようとする者は観察チェックで上回れば成功です。
 音を聞く者がどれくらい近くにいるかによりますが、通常10mごとに1回判定するくらいがよいでしょう。 現在野伏の場合、判定に+8のボーナスが得られます。

○気配を感じる  習得条件=なし  使用条件=スキル(観察)
 自分、または一緒に行動しているグループが監視されているかどうかの判定で、観察チェックで行い、監視している者の観察チェックを上回れば気付けます。

○知識(地域:知覚)、知識(歴史:知覚)、変装(器用)を自動習得。 習得条件=なし

○足跡追跡  習得条件=野伏として1レベル上昇  
使用条件=スキル(観察)、「追跡」としても使える。
 野外で、土の上についている足跡を観察し、それの大きさ、その場の状況を、映像のようにして見る事ができます。
 足跡を特定する為に観察チェック+8の値で、パーティランク目標値をこえなければなりませんが、超える事ができたならば、その観察チェックの本来の達成値時間前までの間で、そこより達成値m以内の範囲の、その足跡がついている地面上で何があったのか知る事ができます。
 石畳などの上では効果がなく、砂漠や湿地などや、雨がふった後など、足跡が残りにくいとマスターが判断した場合には、目標値に+1~+10くらいまでの修正を行って下さい。
 なお、川底などの足跡は追跡できません。

○影に潜む  習得条件=野伏として1レベル上昇  使用条件=スキル(器用)
 夜間に、自分の身体の大きさ以上のくらがりや影があれば、それに溶け込むようにして身をかくすもので、器用チェックで判定します。
 この状態の者を発見するには、隠れたときの器用チェック+8の値を、観察チェックで出さなければなりません(ただし、野伏が発見しようとする場合には、こちらにも+8のボーナスがつくので、実質達成値勝負となります)。
 隠れた状態を維持する為には、移動を宣言できません。

○視認(観察)、違和感(知覚)、感知(観察)を自動習得。 習得条件=野伏として1レベル上昇

○スワローモビル R=- D=瞬間 E=野伏として1レベル上昇 M=13 A=13
 体勢を低くし、訓練された重心移動と独特のステップによって、フリータイミングでこの剣技を宣言したなら、通常移動時に、全力移動と同様の距離を移動できる。
 これによって、戦闘中には、まるで全力移動しながら攻撃行為をしているかのように扱う事ができる。
 ただし、これは剣技の一環である為、攻撃行為は、かならず剣による接近戦攻撃でなければならない。
 この剣技は発動すれば良いため、達成値の大きさは必要とされない。

○偽造  習得条件=野伏として2レベル上昇
  使用条件=スキル(器用)、「偽装」としても使える。
 通行証や各種許可証などを偽造する技術で、器用チェックで行い、達成値を「偽造強度」と呼びます。
 偽造したものを提示された側は、観察チェックか記憶チェックで、「偽造強度」を上回る事で偽物だと看破する事ができます。
 野伏ギルドには「偽造」の専門家もおり、依頼すれば、依頼料は300spでパーティランク値×10の能力値として判定したものに+10したものを作ってくれ、以後+50sp出すごとにさらに+2されてゆきます(最大+20まで)。

○看破  習得条件=野伏として2レベル上昇  使用条件=スキル(観察)
 偽造されたり模倣されたりしたものを見破る技術で、観察チェックで行い、この時+5のボーナスを得られます。
 対象の「偽造強度」を達成値で上回れば偽造を見破る事ができます。
 盗賊ギルドには「看破」の専門家もおり、依頼すれば、依頼料は300spでパーティランク値×10の能力値として判定したものに+10した達成値で「看破」してくれ、以後+50出すごとにさらに+2されてゆきます(最大+20まで)。

○捜索(観察)、登攀(敏捷)を自動習得。  習得条件=野伏として2レベル上昇

○ホークスニードル R=下記 D=ラウンド終了まで E=命中した対象1体
          習得条件=野伏として2レベル上昇 A=8
 対象のシフトウェートの隙をついて繰り出す攻撃で、フリータイミングでこの剣技を宣言したなら、その攻撃では達成値÷4ポイントの装甲を無視して攻撃できる。
さらに、この攻撃時に、その攻撃対象が、このラウンドにおいて、本来の行動順以降であった場合(つまり、行動順をおくらせていた場合でも関係ない)、以下のように効果は変化する。命中判定に達成値÷4のボーナスを得て、達成値÷3の装甲を無視した上、相手の装甲がボーナス値以下だった場合、その余剰分はダメージボーナスとなる。
 そして、攻撃が命中した場合、この効果はそのラウンド終了まで、対象を接近戦攻撃する者すべてが得る事ができる上、その対象が行動順を遅らせていた場合、行動順は終了したものとしてあつかわれる。
 ただ、この行動順終了については、命中判定値を目標に器用チェック抵抗に成功する事で無視する事ができる。
 なお、複数の野伏により「ホークスニードル」が使用されたとしても、もっとも高い達成値の効果が優先され、重複する事はない。
 また、使い手がエンチャント効果などにより、すでに装甲無効を得ていた場合、この剣技による装甲無効分は一番最後に適用され、余剰分がダメージボーナスとなる。

○するどい眼光 習得条件=野伏として3レベル上昇 使用条件=現在野伏である事
 モンスターに対する「看破チェック」の際、通常のチェックに加えて、無条件に特殊能力を1つ知る事ができる。
 これはチェックの際、「常在能力、起動型能力、ターン開始時能力、フリータイミング能力」の4種のうち、1つを選び、その中からランダムで1つの能力をマスターから教えてもらう事ができる(いくつもっているかは解らないので、1つしかない能力を「ランダムに選んだらこれだった」とマスターに言われるかもしれません)。
 もちろん、教えてもらった後に、通常通り看破チェックをする事ができる。

○ベアーズハウル R=2m D=瞬間 E=対象1体 
習得条件=野伏として4レベル上昇 A=12
 野生の息吹を体内によびこみ、裂ぱくの気合とともに剣を振るい、自身の武器ダメージ分だけ、物理的接ダメージ(接近戦武器、射撃武器を問わない)を軽減できる。
 これはダメージ確定前のカウンター・タイミングで宣言し、自身も対象に取る事ができるが、対象にとる者は、このラウンド、まだ未行動でなければならない(つまり行動順を迎えて行動していてはならず、本来の行動順がきても、行動順を落としていたなら、対象にとれる)。
 この剣技は発動すれば良い為、達成値の大きさは必要とされない。

○仔細な観察 習得条件=野伏として6レベル上昇 使用条件=現在野伏である事
 この能力は、まわりの自然状況や雰囲気などの要素を含めて判定しているので、野外でしか使用する事はできません。
 モンスターに対する「看破チェック」の際、観察チェックのプラスボーナスを2倍にして判定をする事ができる。

○ボアクラッシュ R=下記 D=瞬間 E=下記 
習得条件=野伏として6レベル上昇 A=10
 フリータイミングでこの剣技を宣言し、剣に魔力を込めて攻撃し、命中させる事で、対象に魔力に対しての不協和音を誘発させる。
 この剣技での攻撃が命中したなら、対象のエンチャント効果のうち、達成値以下のもの1つを、使い手は選んで破壊できる。
 さらに、対象がすでにこのラウンドにおいて、本来の行動順を迎えていたなら(つまり、行動順を落としていても意味はない)この達成値に対して精神抵抗しなければならず、失敗したなら魔力の歪みにより、ラウンド終了時まで、カウンター・タイミングでのすべての呪文の宣言時に達成値÷2のダメージを自動的にうけるようになってしまう。

○危険感知  習得条件=野伏として7レベル上昇 使用条件=現在野伏である事
 この能力は、まわりの自然状況や雰囲気などの要素を含めて判定しているので、野外でしか使用する事はできません。
 まわりの雰囲気や気配、さらに超常的な勘などの総合力により、機械的、または魔法的な罠や、自然災害的なもの(足元が崩れるなど)、さらには奇襲攻撃や待ち伏せなどが、自分に向かって行われる直前に気付く能力です。
 これは野外において野伏が常におこなっているものなので、宣言の必要はなく、上記のような事象が使い手に対して行われるなら(奇襲をパーティがうけても、使い手に第1ラウンドの攻撃が向かっていなければ、「使い手に対して」とはならない)、その直前で、パーティランク目標値を目標に、観察チェック、または精神チェックのどちらかを振り、目標値以上がでたのならそれに気付く事ができる。
 ロールプレイを前提にプレイヤーにダイスを振らせる事を推奨するが、シナリオの展開次第では、マスターがこっそり代行してもよい。

○冷徹な観察 習得条件=野伏として8レベル上昇 使用条件=現在野伏である事
 モンスターに対する「看破チェック」の際、通常のチェックに加えて、無条件でそのモンスターのHPと装甲値を知る事ができる。
 この能力は「するどい眼光」とあわせて使用する事ができる。
 もちろん、その場合も、通常の「看破チェック」を行う事はできる。


○キラーホーネッツ R=下記 D=瞬間 E=下記 
習得条件=野伏として8レベル上昇 A=10
 ロングボウかコンポジットボウで攻撃する際に使用できる技で、両足を地面につけ、しっかりと体制を整えてでしか使用できない為、この技を使用するラウンドは、いかなる呪文や技の効果(たとえ複数回行動であっても、移動だけは宣言できない)があっても移動できない。
 フリータイミングでこの技を宣言し、弓に気を込めて射出する事で、矢は青白く輝き、達成値÷15D6のダメージボーナスを得て、達成値÷3の装甲を無視する事ができる。
 この技は、連続して使用を宣言する事はできず、宣言したラウンドの次のラウンドの終了までは、この技を再び宣言する事は出来ない。

○スネークインパルス R=下記 D=瞬間 E=下記 
習得条件=野伏せとして9レベル上昇 A=10
 攻撃対象が動いてから、それに対して神速の反応速度で対応する剣技で、自身の接近戦攻撃が、自動失敗以外で命中しなかった時に、カウンター・タイミングで宣言できるもので、相手の回避(またはパリー系の)達成値を目標に、達成値÷8のボーナスを得て、もう一度命中判定をする事ができる。
 この命中判定値が上回れば、その攻撃は命中したものとして扱われる(つまりパリー系でふせがれていた場合は、相手はパリー系のあとの、本来の回避判定ができない事になる)。
 この「スネークインパルス」における攻撃では、ダメージ確定後まで、あらゆるカウンター・タイミングでの宣言はできない。
 なお、この剣技は、自身の行動順における、最初の攻撃時に1度だけ宣言でき(つまり、なんらかの効果で複数回攻撃となっていた場合、2回目以降の攻撃時には、この剣技は宣言できない)、この剣技が成功し、攻撃が命中したなら、同一行動順に、いかなる効果があったとしても(「クイック」などの呪文による複数回行動や、複数回攻撃など)、攻撃行動はそこで終了する(移動行動がまだであれば、それは行う事ができる)。

○豪腕の弓 習得条件=野伏として10レベル上昇 使用条件=現在野伏である事
 ロングボウかコンポジットボウのどちらかを使用して攻撃する場合、そのダメージに自身の筋力値÷10(切り捨て)のダメージボーナスを得る事ができる。

○ホークアイ R=下記 D=瞬間 E=下記 
習得条件=野伏として10レベル上昇 A=10
 相手の攻撃に対して、その軌道を読み取り見切る事により対応するもので、回避判定をした時(つまり「回避判定」ができない攻撃には使用できない)、それが自動失敗ではない状態で命中された時にカウンター・タイミングで宣言し、剣を盾にして、強引に体を入れ替える事で、達成値÷10のボーナスを得て、もう一度回避判定する事ができる(この剣技による回避判定は、本来における「回避判定後」となり、この回避判定に失敗した場合、カウンター・タイミングとしては「ダメージ確定前」からとなってしまう事に注意する)。
 この剣技により回避判定をした場合、クリティカルはしなくなるが、ファンブルは通常通り発生してしまう。
 この剣技は、同一行動順に、1回のみ宣言できる(つまり、振りなおした結果、事態が悪化しても、うけいれなくてはならない)。



○パンサーズトゥース R=下記 D=瞬間 E=下記 
習得条件=野伏として11レベル上昇 A=10
 自身が接近戦攻撃をされた時、その攻撃にカウンター・タイミングでの援護(命中ボーナスやダメージボーナスなど、攻撃者本人以外からのボーナスすべてが該当します)が宣言されたなら、使用を宣言できる特殊カウンター・タイミングの剣技。
 達成値が、その援護呪文(または技)の達成値以上なら、その効果を無効化できる上、達成値÷18の回避ボーナスか、達成値÷8の擬似HPか、好きな方が得られる。
 そして、無効化できたかどうかにかかわりなく、そのカウンター・タイミングでの宣言をした者と、現在接近戦攻撃をしている者に、達成値÷2のダメージを装甲、擬似HP無視で与える。
 このダメージは筋力チェックにより、達成値を上回る事で1/4にする事ができる(なお、このダメージにより、連撃が終了する事はない)。
 なお、この剣技は例外的に、同一攻撃時に3回まで使用を宣言することができる。

○素早い照準 習得条件=野伏として14レベル上昇 使用条件=現在野伏である事
 ロングボウかコンポジットボウのどちらかを使用しての射撃攻撃を選択したラウンドでは、回避チェックの達成値は「×0.3」されるのではなく、「×0.8」となり、受けるダメージも「×1.7」ではなく、通常ダメージ処理とする事ができる。

○ウルフズハンティング R=下記 D=瞬間 E=下記 
習得条件=野伏として13レベル上昇 A=16
 この剣技は、まるで狼が群れで狩りをするように、次々を剣を打ち込み相手の体制を崩してゆき、相手をコントロールするように追い詰めて打ち込むもので、フリータイミングで宣言する。
 この剣技による攻撃には、ダメージ確定後のタイミングまで、あらゆるカウンター・タイミングでの宣言ができず、達成値÷5の命中判定ボーナスと、達成値÷3の装甲を無視してダメージを与える事ができる。
 そしてさらに、攻撃対象の習得している職業数だけの命中判定ボーナスと、「1×対象の職業数D6+(達成値÷10)×対象の職業数」だけのダメージボーナスを得る事ができる。
 なお、相手がモンスター等で職業が存在しない場合には、起動型能力の数をカウントして判定する。
 この攻撃が命中したなら、対象は、次のラウンドの同一行動順まで(つまり、行動順35で攻撃されたなら、次のラウンドの行動順35の開始時まで)、自身の行動順以外で行動したなら、全身に激痛がはしり、達成値÷2のダメージを受けた上(このダメージには抵抗判定はない)、達成値÷3ポイントだけ、使い手のHPが回復する。
 この効果は技の一環であり、呪いでも付与呪文でもない。