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精霊術師(地)

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地の精霊使い

 防御力に優れた精霊で、回復系の呪文や、装甲上昇か回避力上昇などの呪文を複数の対象に使用できます。
 回復呪文と防御系支援呪文で仲間を守る事をもっとも得意としている精霊使いです。



 M=習得目標値(記憶チェック) A=必要精神値
 R=射程 D=効果時間 E=効果範囲 T=使用タイミング

○トラッキング R=- D=達成値時間 E=使い手のみ M=15 A=11
        T=通常
 『バス・ガ=ザイン 全てをあまねく覆う者よ、汝が記憶を我に伝えよ』
 大地の上の足跡等を追跡する時などにこの呪文は使用でき、達成値+8の値を観察チェック値の値として判定でき、成功したなら、追跡している対象の種族や状態、数などを知る事ができる。
 さらに、達成値時間の間であれば、その追跡している対象が足跡を特別隠蔽する効果や処理などをしていない限り、判定なしで自動的に追跡し続ける事が出来る。

○アースシールド R=接触 D=達成値ラウンド E=対象1体
         M=18 A=7 T=通常
 『ズァドン・リ=イーシオン 我が友よ、最初の言葉にて交わされし契約を行使せよ』
 達成値ラウンドの間、地の精霊力を対象にまとわせ、達成値÷10D6の回避ダイスボーナスを与える事ができる。
 この追加ダイスは、本来の回避チェックのダイスとは別途に振り「1」の目による自動失敗も別途にカウントします。
 つまり、本来の回避判定値が4D6だったとして、この呪文によりダイスが2個増えた場合、本来の4Dの出目が「1,3,4,4」、追加分の出目が「1,3」となってもファンブルとはならず、本来の4Dのみ、または追加の2Dのみで「1、1」が出ない限りファンブルとはなりません。
 なお、クリティカルについては、本来の分、または追加の分のみのどちらかで「6、6」が出たならクリティカルが成立します。

○ケリフルリカバティ R=接触 D=達成値÷3ラウンド E=対象一体
           M=19 A=10 T=通常
 『バルディガル・イーズ・オー 始原の時より有りし無限なる力よ、我が呼びかけに答えたまえ』
 対象の生命力を一気に活性化させ、達成値÷3ラウンドの間、毎ラウンド終了時のタイミングで、達成値÷4ポイントづつHPを回復させる。
 ただし、この呪文は本人の怪我が治るといった本来の再生能力を急加速させる呪文である為、本人の体力が疲弊している場合には効果がなくなってしまう。
 その為、本人のHPが「0」以下になっている場合、効果時間中であってもHPは回復しない(呪文効果が消滅するわけではないので、効果時間中にHPが「1」以上になれば、そのラウンドの終了時から再び回復する)。

○ネイチャー・ヒーリング R=接触 D=永久 E=対象1体
             M=20 A=7 T=通常
『リ・ラグアス=バス・クィリオ 全てを育(はぐく)みし大いなる力よ、慈悲深き優しさにて、痛みを癒したまえ』
 地の精霊力により、治癒能力高め、接触した対象1体のHPを、達成値ポイント回復させる。
この呪文は使い手がむき出しの地面、または石畳の上にいる限り、非戦闘時ならばファンブルする事はない(自動失敗はします)。

○アースハンド  R=10m D=達成値ラウンド E=対象1体
         M=21 A=7 T=通常
『バス・ガルバスビュート ズィドア=ガウイス 常にして、我を見守りし力よ、我に仇なす者を止めよ』
 大地から精霊の腕がでて、対象の足を掴み、動きを止めるもので、対象となった者は筋力抵抗に失敗したなら、達成値÷2ラウンドの間、移動を宣言できなくなります。 この状態では回避の判定に達成値÷4のペナルティをうけます。
 抵抗に成功した場合でも、達成値÷10の回避ペナルティをうけてしまいます。
 毎ラウンド開始時に、強靭チェックを行い、成功する事で、呪文の効果を破棄できます。
 またこの呪文は瞬間的に地の精霊に対象を無理矢理引っ張らせる事により、「R=2m D=瞬間 E=対象の味方1体 T=回避判定後カウンター」 として回避判定後のカウンター・タイミングで宣言でき、その回避ダイスのうち1個を振り直させる事が出来ますが、その対象にパーティランクポイントのダメージを与えてしまいます(このダメージについては装甲、擬似HP無視で、あらゆる軽減効果が効果ありません)。

○バニッシュストーン R=10m D=瞬間 E=対象1体 M=23 A=12
           T=通常
『リ・ズァドン=イグジレイト 我が為に立ち上がれ、汝が力を我が前に示して、敵を討つ力となれ』
 対象がむき出しの大地か石畳の上にいる事が条件となり、それ以外の所では使用できません。
 対象に対して、無数の石つぶてを叩きつけ達成値÷2ポイントのダメージを与える。
 この呪文に対してはカウンター・タイミングでの行為ははさめず、このダメージは装甲や擬似HP、防御膜などは効果がない。
 この呪文は抵抗判定ができず、対魔法抵抗力は発動できない。
 しかしながら、このダメージによって対象が死亡してしまう場合、地の精霊は躊躇してしまい、この呪文は自動的に失敗してしまいます。
またこの呪文は「R=10m D=達成値÷9ラウンド E=対象1体の武器 T=アサルト」として使用する事も出来、その場合はその武器に達成値÷5の装甲無視と、達成値÷15D6の追加ダメージの効果を与える。

○エレメンタル・サーチャー R=- D=達成値時間 E=下記参照
              M=24 A=11 T=通常
『エイジャル・オーディオン リ=ザイン 見えざる者達よ、我に汝の知識を与え、汝の意思を伝えよ』
 達成値時間の間、達成値キロ以内にある物、または生物をアースエレメンタルに捜索に行かせる事ができる。
 ただし、捜索させるものの、具体的な形を提示できなければならないため、特殊な物品は捜索できないし、特定の人物を捜索する場合には、正確な似顔絵が必要となってしまいます。
 また、発見後に帰ってきたエレメンタルに、その場所まで案内させる事ができますが、迷宮などでは直線で案内してしまう為、ついてゆく事ができず、空間把握能力をもっているわけではないため、折れ曲がった通路を案内する事が論理的に不可能です。
 また、目標が見えない(宝石が目標なのに、箱の中にしまわれている場合等)場合、エレメンタルは発見できるわけではありません。
 また、「R=2m D=瞬間 E=対象1体 T=ダメージ確定前カウンター」として、この呪文は物理的接近戦攻撃のタメージ確定前のカウンター・タイミングで宣言でき、対象に達成値×0.8の装甲値を与える事ができる。

○スパイダー・クライム R=20m D=達成値ラウンド E=対象1体
            M=24 A=13 T=通常
『リ・グージル・ズィドア=ボレイアス 大いなる力を持って、我が敵を封じる網となれ』
 対象1体を強力な蜘蛛の糸のようなものでくるみ、強靭抵抗に失敗した者は、命中と回避に達成値÷5のペナルティを負い、呪文・技の達成値に達成値÷4のペナルティを負うとともに、カウンター・タイミングでのいかなる行動にも達成値÷2のペナルティ(呪文、技の場合、二重にペナルティを負う形になります)を与える。
 抵抗に成功した場合には、命中と回避に達成値÷10のペナルティを受ける。
 これは達成値ラウンドの間続くが、毎ラウンドの開始時に強靭チェックで達成値を上回れば、呪文の効果は破棄される。
 またこの呪文は「R=接触 D=達成値÷2分 E=対象1体 T=通常」とする事で、その対象は、効果時間の間、足の裏がきちんとついているかぎり、壁でも天井でも自由に移動する事ができる。
  

○ロックアーマー R=接触 D=達成値ラウンド E=対象1体
         M=25 A=11 T=通常
『パス=レイバス・バイン=イーシオン 深き熱き所より来たれ、汝が力もちて、我が敵を弾く力となれ』
 対象をアースエレメンタルが包み、達成値÷4の装甲値を得られる。
 この装甲値はブレスウェポンと、技によるダメージに対しても(例え装甲無効となっているものですら)有効となる。
 またこの呪文は「ラウンド終了時」のタイミングで使用する事も出来、その場合には「R=接触 D=達成値÷5ラウンド E=対象一体 T=ラウンド終了時」となり、対象に達成値÷6の装甲値ボーナスを与える(通常使用のようにプレスウェポン等に対して有効な装甲ではなくなります)。

○アクティブデテクション R=下記 D=下記 E=下記
             M=26 A=10 T=通常
『リ=ビアズ・グル=ジール 全てをあまねく覆う者よ、小さき門を二つ開き、我が輩(ともがら)を入れ違えたまえ』
 達成値×1.5m以内の地面に足をつけて活動中の人間サイズ以上の生物の位置がレーダーのようにわかり、建物の構造を把握できる。
 この呪文は城やダンジョンなどの結界を無視して感知できる(ただし、感知を阻止する強力な結界も太古の遺跡などでは存在する)。
 またこの呪文は、「R=4m D=瞬間 E=対象味方の2体 T=回避判定前カウンター」とする事で、回避判定前(あくまで回避判定前のみなので、回避不可、または抵抗を求められた時などではこの呪文は使用できない)のカウンタータイミングで使用を宣言でき、範囲内の対象2体(自分以外で剥き出しの地面、または石畳に足をつけている者同士)の位置を入れ替える事ができる。

○エナジースティール R=4m D=瞬間 E=対象の味方一体
           M=27 A=10 T=命中判定後カウンター
『フォドル・アレイ=クルザーグ 力なす根源の者たちよ、最初のことわりに従え』
 この呪文は「命中判定後カウンター」のタイミングでしか使用出来ない珍しい呪文で、白兵戦攻撃の命中判定後に使用を宣言し、その攻撃によって与えた実質ダメージ(つまり、相手が実際に減らしたHPの値)分だけ、対象はHPを回復する。
 ただし、この回復値の上限は達成値となる。

○デアボリックサンド R=10m D=瞬間 E=対象1体
           M=28 A=15 T=通常
『ディオン=ヤグリス・ドーン・ゴルバ 深遠の闇より来たれ、汝が牙もちて、我が敵を食いちぎれ』
 対象の足元から口だけの存在がくらいつき、達成値ポイントのダメージを与える。このダメージは抵抗の成功で半分にできる。
 また、この呪文は「R=接触 D=達成値時間 E=- T=通常」として、地面それ自体にあらかじめ呪文をかけておく事もでき、その場合には、人間サイズ以上の生物がその地面を踏んだ時に発動し、達成値×1.3のダメージを与える。 これも達成値に対して抵抗チェックの成功により、半分にする事ができる。
 さらに「R=6m D=達成値ラウンド E=- T=アサルト」とする事で、アサルトタイミングの呪文として使用を宣言でき、範囲内の地面にこの呪文をかけ、効果時間内に人間サイズ以上の生物がそこに移動してきて踏んだなら(つまり、すでに人がいる地面にかけても、その者は効果をうけず、次にその場所に移動してきたものが効果をうける)、達成値×0.8のダメージを与える。
 これも達成値に対する抵抗チェックに成功する事で、半分にする事ができる。

○スルーストーン R=- D=達成値ラウンド E=使い手のみ
         M=29 A=11 T=通常
『ズァドン=ゲルド・ガ=ヤグリス 見えざる門よ開け、汝が友を受け入れる、道となりて姿を現せ』
 達成値ラウンドの間、使い手は石や岩、壁などをまったく抵抗なく、歩いて透過できる。
 ただし、その中に留まる事はできず、特別な防御がほどこされた城の壁などは突破する事はできない(通常の館、城壁程度なら、達成値が35以上で通り抜ける事もできるが、本丸ともなると達成値50は必要となる)。
またこの呪文は「R=10m D=達成値÷7ラウンド E=対象1体 T=アサルト」として使用出来、対象となった者がむき出しの地面か石畳の上にいる限り、効果時間の間達成値÷6の装甲値ボーナスと、対象となった者が各ラウンドの中で自身の最初の白兵戦攻撃を繰り出したダメージ判定後に、その攻撃と同じ達成値を命中判定値として、対象の足元から土くれの拳が同一の攻撃目標を攻撃する。 
この攻撃のダメージは呪文の達成値÷10D6で、装甲無効となる。
なお、本人の攻撃が自動失敗、またはファンブルだった場合は、この追加攻撃は発生しない(クリティカルにより命中の達成値があがった場合は、その達成値を使用する)。

○サンドシャーク R=10m D=達成値÷8ラウンド E=対象一体
         M=30 A=13 T=通常
『グリモレア・ガーグ 地の奥底に眠る無限に飢えし者どもよ、我が敵を食らいつくせ』
 対象一体の足元から砂で出来たサメの口だけのような存在が次々と襲いかかるもので、呪文が成功した段階で、達成値÷10回、対象は足元から攻撃される。
 この攻撃は達成値ポイントの命中判定値で攻撃したとみなされ、対象は通常の接近戦攻撃としてこれを回避等する事が出来る。
 この攻撃は達成値÷2+使い手の指導判定のプラスボーナス値だけのダメージを持っており、達成値÷4だけ装甲値を無視してダメージを与える。
 以後、この呪文がかけられた行動順で呪文の効果時間が終わるまで、継続的に攻撃される。
 対象となったものは呪文を使用された時に抵抗に成功すれば、呪文はその足元に固定されてしまう為、移動する事で無効化出来るが、抵抗に失敗した場合、使い手が移動しても、常に足元から攻撃される。
 なお、対象が呪文抵抗に成功してかつ移動した場合、この呪文はそのヘクスに固定されている為、以後呪文効果が終わるまで、そのヘクスに侵入して、この呪文のかけられた行動順のタイミングを迎えた者に敵味方とわず自動的に攻撃する。
 同一ヘクスに複数の対象がいる場合、呪文の対象にした者がいるならその者のみを攻撃するが、いない場合には1回づつランダムな対象を決めて、それを攻撃する。

○ガイアズリザレクト R=接触 D=永久 E=対象1体
           M=32 A=18 T=通常
『リ・フレア グル・リース 慈悲深き我が友よ、深く傷つきし哀れなる者に、汝の力を分け与えよ』
 地の精霊がもっている大いなる生命力の力を借りる事で、接触した対象のHPを達成値×1.5ポイント回復させる事ができる。
また、この呪文は使い手がむき出しの地面か石畳の上にいる状態で非戦闘時に10ラウンドかけて使用する事を選択する事も出来、その場合は達成値ポイントの回復となるかわりに自動失敗もファンブルもしなくなる(1の出目が過半数出たとしても、単純に出目の合計を計算してゆくだけとなる)。

○ストーンカバードワゴン R=下記 D=達成値×4時間 E=下記
             M=34 A=28 T=通常
『アスリースト・シャイナ=グリュア 力強き我が友よ、集いて、広き世界を行き交う力を模(かたど)り、我らが友となりたまえ』
 地の精霊力を集め、その力と加護を借りる形で、全てが石で出来た、2頭立ての幌馬車を創り出す事ができる。
 この馬車は6人+達成値÷15人の乗客(とそれらが通常持ちうる程度の荷物)と使い手を乗せる事ができ、これは精霊との契約でもある為、空間的にどうであれ、定員以上の乗客が載ると移動できない。
 この馬車は達成値ポイントのHPを持ち、達成値ポイントの装甲値を持ち、呪文抵抗が必要な場合には達成値×1.5の値を抵抗判定値として使用します。
 場所は45度までの傾斜を問題なく進む事ができ、事前にルートを組み、その指示したコースを自動的に通常の馬程度のスピードで移動でき、ルートが通行できないような状態になったなら、自動で止まり、使い手に警告してくれる(これは使い手が寝ていても問題ない)。
 つまりこの馬車は事前にルートを設定しなければならず、途中で変更するには1ターンかかってしまう上、移動速度を変化させる事はできない(つまり止まるか進むかしかできず、全力疾走や、ゆっくり進むなどはできない)。
 停止は使い手のみが命令できる。


○ウォールオブストーン R=6m D=達成値分 E=下記
            M=36 A=19 T=通常
『ラグラス・リ=ゲイル・ゴルバ 冷たく固い、親愛なる友よ、ここに集いて、敵を阻む力となれ』
 使い手の6m以内の所に、厚さ80センチ、高さ5m、横の長さ達成値÷3m以内の石の壁を作り出す事ができる。
 この壁は達成値×2ポイントのHPを持ち、装甲値=5として扱う。
 この壁はその底辺が地面に接触していれば、どの角度で作り出してもよく、その作り出した角度で完全に固定される。
 また「R=2m D=1ラウンド E=下記 T=ラウンド開始時」としてラウンド開始時に使用を宣言する事ができ、隣接している任意の6名まで(使い手を含んで良い)に達成値÷2ポイントの擬似HPを与える事ができ、この擬似HPはラウンド終了時に消滅し、次のラウンドに持ち越す事はできない。
 この方法で呪文を使用した場合、振ったダイスの中で4以上の出目が2個以上あった場合か、呪文が失敗した場合、使い手は本来の行動順で行動してよい(つまり、呪文が成功してかつ、その時の出目に4以上が2個以上ない場合のみ、使い手はそのラウンドは行動済状態となる)。

○ディスインテグレイト R=接触 D=瞬間 E=対象1つ M=39 A=19
            T=通常(特殊な部分があり下記参照)
『エイジャル=ベイオース・ズァドン=バイン すべてに宿りし、破壊の力よ、我が拳に集いて、その義務を果たせ』
 使い手の手のひらに精霊力を溜め、対象に接触した段階でアースエレメンタルの分解の精霊力を全開で発動させる。 結果、対象は塵となって粉砕されてしまう。
 生物なら、抵抗に失敗すれば、自身の耐久値分のダメージをうけてしまうが、成功すれば何の効果も受けない。
 非生命体(分類「彫像」「骸骨」となっているもの)ならば、抵抗に失敗した瞬間に破壊され、塵と化してしまう(抵抗に成功すれば、やはり何も効果を受けない)。
 ただし、この呪文を発動させるには必ず手のひらを対象に接触させなくてはならない為、戦闘中などでは、呪文成功の後に、特殊ケースとして命中判定を行い、命中すれば効果が発動する(つまり呪文に成功しても、命中できなければ、この呪文は失敗したのと同じ事になってしまう)。
 また「R=2m D=瞬間 E=対象1体 T=ダメージ確定後カウンター」とする事で、この呪文は物理的ダメージに対する、ダメージ確定後のカウンター・タイミングで使用を宣言でき、その場合、達成値ポイントのダメージ軽減効果となる。





○アースヒール R=2m D=永久 E=対象2対まで
        M=40 A=10 T=通常
『リ・ラグラス=グ・グージル 全てを育みし大いなる力よ、汝が力を我に分け与えたまえ』
 大地の治癒力を借りて、使い手と隣接している味方2体まで(使い手以外で、かつ足を地面につけている者)のHPを達成値ポイント回復させる事ができる。
 この呪文は使い手がむきだしの地面か石畳の上にいる状態で、非戦闘時に使用した場合は自動失敗しない。

○ストーントゥフレッシュ R=接触 D=永久 E=対象1体
             M=42 A=22 T=通常
『ヴァドン・ゲルド=エウロー 我等が友なる力強き者たちよ、我が意思をくみて、その大いなる力を行使せよ』
 なんらかの効果により石化「されてしまった」対象1体をもとの状態に戻す事ができる。
 地の精霊力そのものに干渉して行う為、対象が石化した際の強度(呪文や技であれば達成値、能力ならば、その抵抗目標値など)を15引き下げた値を目標に達成値が上回れば石化は解除される。
 この呪文はあくまでもとの状態にもどすもので、石像等にかけてもなんの効果も発揮しない。
 また、この呪文は「R=2m T=通常」として逆呪文「フレッシュトゥストーン」として使用する事もでき、その場合は、対象となった者は抵抗に失敗すると、石化されてしまう。
 抵抗に成功したなら何の効果も受けない。
 なお、この使用法の場合、呪文の特性上、分類が「彫像」「骸骨」「妖霧」「悪霊」となっているものには効果がない。

○アースフォーム R=- D=達成値分 E=使い手のみ
         M=43 A=22 T=通常
『リ・ラグラス=ゲルド・ギィドム 親愛なる我が友よ、汝が力を我に示し、汝が世界への門を開きたまえ』
 使い手は地面と同化して、達成値分の間、まるで水の中を泳ぐかのように地面の中を自由に移動できる(移動速度は地上にいる時と同じくらいで、地面に対して4m以上潜る事はできない)。
 ただし、視界は10mに限られ、地面の中から外を見る事はできるが、その範囲も10m以内に限られてしまう。
 ただし、地面と同化している際には、身体(と持ち物)の構造を精霊の助力により変化させているので、いかなる呪文も技も行使できない(喋れないので、コマンドワードなどによるアイテムの使用もできないし、アイテムを手にとる事もできない)。
 戦闘中などの場合、自分の行動順の移動の際に、地面に潜る事(または地面の中から出る事)を宣言する事ができ、ちょうど空に飛んだ時の処理と同じように深度を宣言し、地面に対して隣接だった場合、武器を地面に突き刺す事で攻撃されてしまう(地面に対して隣接している場合、影のように使い手の姿が見えてしまう)。
 この時は命中、回避にとくにペナルティはないが(命中させずらく、使い手は回避しずらい為±0)、命中した場合、地面の防御力により、ダメージは半分となる。
 地面に対して隣接していない場合、使い手は攻撃される事はない(使い手も、何も干渉できないが)。
 なお、地面の中を移動する限りフリーアタックは受けない。
 この呪文はあくまで地面と同化する呪文の為、地中から建物の内部にもぐりこむ事は「床」が存在している限り不可能で、視界の10mも、建物に通常の視界のように遮られてしまう。
 またこの呪文は、「R=6m D=達成値÷9ラウンド E=対象4体まで T=通常」とする事で、地の精霊の加護を得て、達成値÷5ポイントの装甲と、達成値÷4の抵抗判定ボーナスを対象4人までに与える事ができる。
 これで得られる装甲は、ブレス攻撃とモンスターのアサルト能力に対しても有効となり、さらに抵抗判定ボーナスは、呪文や技、能力などで抵抗判定を求められた時全てに有効となる。

=========《これ以降は「高位スペル」となります》============

○サモン・エレメンタル R=下記 D=下記 E=下記 M=45 A=22
            T=通常
『エイジャル=ミョルミドーン・リ=グージル 聖王と覇王に申し奉る、古の契約に基づき、その力を授からんと願い、訴えたり』
 地の精霊を召喚し、達成値(文字)までの指令を与える事ができる。
 この指示は抽象的であってはならず、1~2時間以内に達成可能なものでなければならない。
 又、精霊がこの世界に固定している間は、使い手は精神集中していなければならず、歩く以上のスピードで移動する事はできない。
 この精神集中している間に、ダメージを受けたり、呪文の行使をしたりといった行為(この呪文を使用中は精霊呪文しか行使できない)をした場合、最初の達成値を目標に再度指導チェックを行い、成功させないと集中はきれ、精霊は自分の世界に帰ってしまう。
 あたえられる指示は1つのみである。
 地の精霊の能力値は以下の通り。
 武勇=達成値+20 敏捷=達成値 精神=達成値+10 指導=達成値+15
 筋力=達成値+25 耐久=達成値+30 器用=達成値 観察=達成値
 AT=拳2(達成値÷5d6の叩き) 装甲=達成値÷2 HP=耐久値×2
 SP=達成値×1.5した数字までの記憶チェック目標値の地の精霊魔法が使用できる(使用回数は精神値から算出)。
    飛行=6m/12m。  「地」系の呪文はすべて無効。

○フィルスライフストーン R=下記 D=下記 E=下記 
             M=52 A=36 T=通常
『ラグラス・エオン・シャイナ=イデアル 我が名をもって命じる、万物にやどりし命の力よ、ここに集いて形とならん』
 石それ自体に擬似生命をもたせる事ができる。 この呪文は成功した段階で、使い手のHPはパーティランク値だけ減少する(下記ゴーレムが破壊された段階でもとにもどる)。
 この呪文をかけると、対象となった石には手足が生え、50cm程のごつごつとした人間型の人形となる。
 この石のゴーレムの能力は以下の通りである。
 【彫像:フィルスストーンゴーレム】
武勇=達成値 敏捷=達成値+20 精神=達成値 観察値=達成値+25
 筋力=達成値+25 耐久=達成値+30 器用=達成値
 AT=拳1(2D6の叩き) 装甲=10 HP=耐久値×2
 SP=使い手と五感の共有。

 このゴーレムと使い手は五感を共有し精神的意思疎通をする事ができる(会話する能力はない、これはつまり、ゴーレムの現状をリアルタイムで使い手は知る事ができ、使い手の意思を、ゴーレムはすぐさま反映させることができる事を意味する)。
 ゴーレムは使い手の命令に絶対服従し、使い手と同等程度の知識と知能をもって創造される為、簡単な相談をする事もできる。
 なお、このゴーレムは1体目が存在している状態で2体目を作成すると、自己矛盾をひきおこして、どちらも破壊されてしまう。
 また、この呪文は「R=10m D=瞬間 E=対象1体の武器 T=ダメージ確定前カウンター」とする事で、ダメージ確定前のカウンター・タイミングで呪文の使用が宣言できるようになる。
接近戦の物理攻撃の時にのみ使用でき、その命中した武器(対象1体の武器なので、専用剣のペナルティなどはうけない)のダメージに達成値÷9D6のダメージボーナスを与え、達成値÷3ポイントまでの装甲を無視する事ができる。
さらに、攻撃相手に与えたダメージ分だけ、対象はHPを回復させる事が出来る(この回復の値は呪文の達成値が上限となる)。
 このモードで呪文を使用した場合は職業数による「出目1効果無視」を利用出来る。

○ガイアズアフェクション R=2m D=永久 E=下記 
            M=60 A=22 T=通常
『リ・ラグアス=ファラ・フラーラ 深遠より沸きいずる命の息吹よ、我が周りより芽吹きて、癒しの力を花咲かせよ』
 使い手の生命力を媒介として、地の精霊力の中でも生命そのものを生み出す強力な力を回りに溢れさせ、使い手に隣接している全ての者(媒介となっている使い手は除く)のHPを達成値×1.5ポイント回復させる事ができる。
 ただ、この呪文は範囲内全てである為、使い手と隣接していながら、敵と接近戦をしている者がいる場合、その敵も含まれてしまう事に注意する。

○アースボーテックス R=下記 D=瞬間 E=20mの直径
           M=67 A=36 T=通常
『クィリオビュルアズ・ガルバスビュート ガ・ディオン=ヤグリス 深淵の門よ開け、我が願いを王につたえよ』
 使い手の足元に、奈落へのワームホールを生み出し、使い手を中心した半径10m以内の全て(使い手は除く)のものを飲み込んで消滅させてしまう。
 範囲内にはいった者は精神抵抗を行い、失敗した場合、奈落へのワームホールに飲み込まれて達成値×1.5のダメージを受け、このダメージにはいかなるカウンター行為も割り込めない。
 精神抵抗に成功した者は達成値ポイントのダメージをうけるのみとなれる。
 そして、精神抵抗に失敗した者のみは、さらにその後、敏捷抵抗を行い、失敗すると、ワームホールの中に転がり落ちて、消滅してしまう(そのキャラクターは失われた事になる)。
 また、この呪文は「R=6m D=永久 E=達成値÷3体まで T=アサルト」とする事で、使い手より6m以内の、達成値÷3体までの対象のHPを、達成値ポイント回復させる事ができる。
 ただし、対象とする者は、地面に足をつけていなければならない。
 この呪文は非戦闘時に10ラウンドかけて使用する事を選択でき、その場合には自動失敗やファンブルはしなくなる(1の出目がでたとしても出目を単純に足してゆくだけとなる)。

○サンド・メイルシュトローム R=下記 D=下記 E=下記
               M=75 A=40 T=通常
『リ・グ=オーディオン・ザイン 我らが偉大なる王に願い奉る、その御名をもって、我が敵に滅びをあたたまえ』
 達成値×10m以内の地点を枠の端として、直径100mの空間すべてに大砂嵐を引き起こし、範囲内にいるものすべてに達成値ポイントのダメージを与える。
 精神抵抗に成功した者は半分のダメージですむ。
 この呪文は自然現象そのものに干渉している為、呪文が発動し、ダメージをばらまいたのちに、通常の砂嵐として達成値日間の間、その空間に存在しつづける為、街や村で使用した場合、大虐殺がおきるとともに、ほとんど復興できないようなダメージを与えるし、街道などで使用すれば、さまざまな被害がでる為、この呪文は通常使用される事はなく、無意味に使用すれば、精霊使いの面汚しとして、様々な不利益を被る事になる。