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聖堂騎士

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聖堂騎士
主要能力、4=武勇、敏捷、耐久、知覚
     3=強靭、加護、精神、記憶
     2=器用、観察、指導
     1=理論
初期装備=信仰する神の紋章が掘り込まれたカイトシールド一つ(転職段階で必要強靭の関係から使用できない場合、文字通り持ってゆくだけとなる)。
武器=使用制限なし(但し、聖堂騎士専用呪文を使用する場合には下記参照)。
防具=使用制限なし。
盾=使用制限なし(但し、聖堂騎士専用呪文を使用する場合には下記参照)。
聖堂騎士専用呪文
 習得=(知覚+精神)÷2の値のCH。 発動=武勇CH。 使用回数=強靭値÷必要強靭値。
 ※聖堂騎士専用呪文は、紋章が掘り込まれたカイトシールドを構え、片手用の「切る」タイプの剣類を装備している状態でなければ使用できない。
  このカイトシールドは専用防具であり、通常のものと違い、「必要強靭値=25、回避ボーナス=1D+3」の特別製で、他人は利用できない。
専用スキル
 ・聖堂騎士の盾(強靭):専用のカイトシールドを自在に使いこなす技術で、専用のカイトシールドを使用している限り、「同一タイミングの攻撃に対して1体からの攻撃に対してしか盾を使用出来ない」のルールを上書きし、スキルレベル体までの攻撃に対して盾の効果を使用出来るようになる。
   ただし、このスキルを使用するラウンドは他の職業の技や呪文を使用する事は出来ず、移動効果(タクティクスなど)を受ける事が出来ない。

『親愛なる○○神の名と、守るべき民の意をもって我立ち向かわん』

南方諸国連合で多くみられる職業で、騎士が国(それはつまり、城であり、王であり、貴族である)に仕え、国という組織を守る者であるのに対して、聖堂騎士は神(それは教会であり、聖職者であり、その信者である)に仕え、民という個人を護る存在として有名である。
 この両者は普段は一見同じ目的で行動しているかのように見えるが、ギリギリの所で相反する結論を導きだすでしょう。
 つまり、騎士が組織を重視する以上、大を守るために、やもえず小を切り捨てる選択肢をとるのに対し、聖堂騎士は、小である弱者こそ救おうとし、時に大(国や自治組織や商業組織など)と敵対する行動も厭わないという事になります。
 基本的に、冒険者の聖堂騎士は、自分が信じる神の教えを広める為の旅ではありますが、世の虐げられた人々や、弱き人を救う事が教えを広める行為となります。
 聖堂騎士は、その神への信仰により、聖堂騎士専用の呪文を行使する事が出来ます。
 (知覚+精神)÷2の値をもとにしたCHで習得し、必要強靭値で強靭値を割ったものが1日の使用回数となり、武勇CH値が達成値となります。
 また、聖堂騎士は、戦闘時に、特殊なオプションである「聖戦宣言」をラウンドの開始時に任意に宣言する事ができる。
 この技能は習得の必要はなく、聖堂騎士ならば、誰でも使用できます。
 「聖戦宣言」をする為には、まず、宣言する数値を自分のHPの範囲内で決定しなければなりません。
 宣言された数値をAとした場合、「聖戦宣言」した瞬間からダメージ値にA÷2(切捨て)d6+A÷2。 命中判定に+A。 各抵抗判定に+Aのボーナスがつき、A×1.5の装甲を無視してダメージを与え、行動順を決定する時の敏捷値に+A(つまり、早く行動できるだけで、回避値が上がるわけではありません)できる。
 さらに、HPがマイナスになってもペナルティ・ダメージを受けずに行動できるようになり、精神に作用するすべての呪文や技の効果は無視できます。
 素晴らしい効果をもった「聖戦宣言」ですが、ペナルティも大きく、宣言した瞬間と、その後、毎ラウンドの終了時に(つまり最初のラウンドは、ラウンド開始時に宣言なので終了時にも支払いがくる為、1ラウンドに2回支払いが発生する)、AポイントのHPを支払ってゆきます。
 これによって支払われたHPは翌日のスタビライズメモリー宣言時に、その呪文の成否にかかわりなく回復し、それ以外では、通常の方法では回復する事はありません。
 「聖戦宣言」は、一度宣言してしまえば、戦闘が終了した、とマスターが宣言しないかぎり、自分の意志では終了させる事ができず、設定したA値も変更できません。
 「聖戦宣言」の状態でHPが0以下になったなら、使い手は「気絶状態」となり、戦闘が終了するまでいかなる自発的な行動もとれません(回復呪文すら受け付けません)。
支払ったHP以外のダメージについては、その戦闘が終了すれば通常の手段によって回復出来ますが、支払ったHPの合計値が使い手のHPを超えてしまっていた場合、それ以降一切の自発的行動はとれず「気絶状態」として扱われます(つまりいつでもトドメは刺されてしまう状態です)。
この状態では例外的に翌日のスタビライズメモリー宣言だけが出来、この時はじめて支払った分のHPが戻ってきます(なお、この時「聖戦宣言」時に受けていたダメージが一緒に回復する事はなく、回復呪文などの手段によりあらかじめ回復しておかなければ、「聖戦宣言」によって「気絶状態」になっている間は自然治癒も出来ない為、そのダメージは翌日に持ち越されます)。
 また、「聖戦宣言」はその特性上HPが0以下の状態では宣言出来ません。
 「聖戦宣言」は諸刃でありながら、強力な攻撃型オプションと呼ぶ事ができます。

 聖堂騎士には、専用呪文があるが、それを使用する為には、聖堂騎士の正装をしていなければならない。
 正装は片手用の「切る」タイプの武器を持ち、聖別され、信仰する神の紋章が掘り込まれたカイトシールドを逆腕に構えるスタイルである。
 聖堂騎士の正装は強制されるものではなく、あくまで本人の意思が重視される(ゲーム的には、正装時のみ、「聖戦宣言」と聖堂騎士専用呪文が使用でき、それ以外の装備の時にはいっさい使用できない)。
 正装をかまえるには、他の装備から換装する場合、盾を準備する時間等がある為、自分の通常行動を消費して行い、他の装備へと変更する場合でも同じく通常行動を消費する(正装である盾などを投げ捨てて両手剣にするなどもってのほかであり、規範を守って、盾を背にまわし、納刀する為)。
 この換装のルールは、魔弾士の「双手瞬速」などでも短縮する事はできない。
 また、聖堂騎士は、弱き者を守るための自衛の剣であり、力である為、「正装時には」、複数回攻撃は認められていない(技や呪文の効果、さらには種族的な能力であったとしても利用できない)。
 聖堂騎士は、民を守る事はもちろんだが、その民がみずからの意志をもって苦難に立ち向かうのをサポートする事が目的であり、共に戦う象徴でもある。
 その為、聖堂騎士の呪文は、共に戦う仲間をサポートしたり、守ったりするものがメインで、戦士系職業でありながら、自分を強化する手段をほとんどもたない、めずらしいタイプといえ、仲間がいて、初めて真価を発揮する職業といえる。
 思想的な相違から、以下の職業との兼業はすることができない。
 傀儡師、死霊術師、符咒師、騎士、暗燈士。







聖堂騎士用呪文
 M=習得目標値((知覚+精神)÷2の値のCH) A=必要強靭値
 R=射程 D=効果時間 E=効果範囲、または対象。

○スタビライズトメモリー R=- D=24時間 E=使い手本人 M=5 A=10
             T=通常
 この呪文を使う事で、使い手は以後24時間の間、聖堂騎士用呪文を使用する事が出来る。
 この呪文は1時間かける事でダイスの「0個振り」の判定をする事ができ、さらに職業数による「出目1効果無視」を適用できる。

○エフェクト・ソード R=4m D=瞬間 E=対象の武器1つ M=10 A=8
           T=命中判定前カウンター
すでに自分が行動しているなら、命中判定前のカウンター・タイミングで使用でき、自分の剣についているエンチャント1つの効果を、対象の武器に付与されているかのように扱う事ができる。
 職業数による「出目1効果無視」を適用出来る。
 対象の武器は、そのエンチャントにとって適正なものでなければならず、回数制限がある場合には、その回数1回分を消費したとみなされる。

○エフェクト・ボディ R=下記参照 D=瞬間 E=対象2人 M=15 A=9
           T=回避判定前カウンター
  そのラウンド、自分の剣についているエンチャント1つの効果を放棄する事で(つまり自分がすでに効果を利用している場合には使えない為、対象よりも行動順が下である事が使用条件となる)、回避判定前のカウンター・タイミングで使用でき、自分に付与されている装甲、回避、抵抗またはその両方に影響を与えるエンチャント1つを、使い手と隣接している味方2人までを対象とし、対象となった者が付与されているかのように扱う事ができる。
 職業数による「出目1効果無視」を適用出来る。
 対象となった者が得られるのは、あくまで装甲、回避、抵抗のボーナスのみであり、そのエンチャントに他の付随効果があったとしても、得る事はない。

○ボディ・プロテクション R=8m D=達成値÷2ラウンド E=対象1体
             M=18 A=10 T=通常
 うっすらと輝く膜に覆われ、その対象1体に、達成値÷7の装甲ボーナスと、達成値÷5の回避ボーナスを与える。











○ライフ・ソード R=2m D=- E=対象1体 M=18 A=7 T=通常
 隣接している対象に向って祝福された剣をふるう事でその傷を回復させる。
 まず、通常通り達成値を求めたあと、剣のダメージを算出(この時は当然自動的失敗はなく、エンチャント等によりダメージにボーナスがあれば、それを加えて良い)し、その値だけ回復できるが、最初にだした達成値の値が上限となる。
 つまり、達成値が24だった場合、剣の算出したダメージが30であったとしても、24点分の回復にしかならない。
 この呪文は職業数による「出目1効果無視」を適用出来る。
 この呪文は精神力、鬼力、輝力などにも使用する事ができ、その場合は達成値÷3が上限となる。
また、回復効果を使い手を対象に使用していないのであれば、味方の回復と同時に、達成値÷8だけ、自分が聖戦宣言で支払ったライフを回復する事ができる。

○スタンボルト R=2m D=次のラウンドの終了時 E=範囲内の敵のみ2体
        M=19 A=10 T=ラウンド終了時
 この呪文はラウンド終了時に使用出来る。
 範囲内の敵のみ2体までを対象に発動出来、それらは次のラウンドの終了時まで、達成値÷4の回避のバットボーナスと、達成値÷2の行動順へのバットボーナスをうける。
 精神抵抗に成功する事で、効果を無視出来る。

○ブレード・エンチャント R=6m D=達成値÷2ラウンド E=武器1つ
             M=21 A=11 T=通常
 対象とした武器が淡く輝き、達成値÷5の命中判定ボーナスと、達成値÷5のダメージボーナスを与える。
 【イーリスを信仰】:『D=達成値÷5ラウンド T=命中判定前カウンター』として使用出来、効果は達成値÷4の命中判定ボーナスと、達成値÷4のダメージボーナスを与える、を適用出来る。

○エントレスト・ソード R=- D=このラウンドの終了時まで E=- 
M=21 A=8 T=アサルト
 自身の行動順の移動後のアサルトタイミングでのみ使用でき(つまりこの呪文を使用してから移動する事はできない)、自身の両隣の味方1体づつを同時に対象にとり(片方だけでもかまわない)、自分の剣についているエンチャント1つの効果を、このラウンドの終了時まで対象の武器に、まるで付与されているかのように付与する事ができる。
 この時、達成値がそのエンチャントの達成値を上回っていなければ付与できない。
 対象の武器は、そのエンチャントにとって適正なものでなければならず、付与したエンチャントに回数制限がある場合には、その回数1回分を消費したとみなされる。

○ヒーリングハンド R=接触 D=― E=対象一体 M=22 A=10
 信仰する神の力を手のひらにあつめて、接触した者のHPを達成値ポイント回復する。
 非戦闘時に使用した場合、職業数による「出目1効果無視」を適用出来る。
 【フォン・ラフルを信仰】:戦闘時も職業数による「出目1効果無視」を適用出来る。





○トゥルースボイス R=- D=3ターン E=使い手のみ
             M=23 A=10
 この呪文は使い手自身にかける事で、3ターンの間、使い手の質問に対して答えた「言葉が通じる相手」の答えが真実を話しているのか、嘘をついているのかを知る事が出来る。
 ただ、あくまで使い手の質問そのものに対して真実か虚偽のどちらの答えを言っているのか分かるだけなので、質問そのものがあいまいであった場合は「どちらでもある」という結果になるだろうし、答える者が真実を話していても、その者が知っている知識が間違っている可能性までは分からない。
 この呪文はあくまで、使い手の質問に対して、話相手が自分が真実だと思っている事を隠さずに話しているかが分かるものである。

○ブレス・プレート R=2m D=使用したラウンド終了まで E=対象1体
          M=24 A=7 T=アサルト
 この呪文はアサルト・タイミングで使用する事ができ、隣接している対象1体は、このラウンドの終了時まで、ダメージ確定前のカウンター・タイミングで宣言できる、達成値÷3の軽減効果を使用する権利を1回得る。
 ただし、この軽減効果は物理的なダメージに限る。
【クローミリスを信仰】:効果は達成値÷2の軽減となる。

○レジストエレメンタル R=4m D=達成値時間 E=使い手中心
            M=25 A=10 T=通常/ダメージ確定前カウンター
 使い手中心に4m以内の者は、熱と寒さによる通常のダメージを全て無視出来る(砂漠のど真ん中でもブリザードの雪山でも散歩同然で行動出来る)、ただし、溶岩や落雷などの災害規模のダメージを防ぐ事は出来ない。
 またこの呪文はダメージ確定前のカウンタータイミングで使用する事もでき、その場合は使い手中心にドーム状のバリアーを生み出し、外からの火、または氷によるダメージを達成値ポイント軽減する事が出来る。
 しかしながらドーム状のバリアーを生み出す為、範囲内で発動した効果に対しては、この呪文はまったくの無力となる(ドームの中から外へのダメージには干渉出来ない)。

○セルフ・サクリファイス R=6m D=- E=対象1体 M=25 A=7
             T=ダメージ確定後カウンター
 ダメージ確定後にカウンター・タイミングで使用を宣言でき、ダメージ処理の結果HPがマイナスになる者しか対象にとれない(もともとマイナスだった者がダメージ処理をする場合、普通は結果HPがマイナスになるはずなので問題なく使用できる)。
 達成値ポイントだけ、対象がうけるダメージを軽減し、軽減量にかかわらず、使い手は達成値ポイントのダメージをうける(この判定には「1」による自動的失敗がない)。
 この時、その攻撃に毒などの追加効果がある場合、それも含めて引き受けてしまうが、ダメージを軽減しきれなかった場合、対象と使い手の両方が追加効果を受ける事になってしまう。
 この時、自己犠牲に対する神の恩寵により、現状行われている戦闘以外において宣言した「聖戦宣言」でロスダメージをうけていたなら、軽減したダメージ÷3ポイント、それを回復できる。
【イーリスを信仰】:対象がうけるダメージを軽減した分だけ使い手はダメージを受け、ダメージを全てを引き受ける事が出来たなら、追加効果(毒など)は無視出来る(軽減しきれなかった場合でも、対象だけは追加効果を受けない)。

○マインドリンク R=2m D=次のラウンドの終了まで E=対象一体
         M=26 A=10 T=ラウンド終了時
 範囲内の味方1人を対象としてラウンド終了時に宣言するもので、使い手自身にかかっている全てのエンチャントの中でもっとも達成値の高い値を目標として、それ以上の達成値が出せたなら、次のラウンドの終了時まで、使い手自身にかかっている全てのエンチャントの中から使い手で選択したものを好きなだけその味方1人と共有する事が出来る。
 この呪文は対象となった者がエンチャントされる事を合意しなかった場合無効となる。
 また、エンチャントを共有している為、対象がエンチャントをディスペルされた場合、使い手のエンチャントも破壊される事になる。
 共有するエンチャントは全て適正でなければならない(つまり専用剣用のエンチャントなどは共有出来ない)。

○マジック・スクリーン R=2m D=使用したラウンド終了まで E=対象1体
            M=27 A=10 T=アサルト
 この呪文はアサルト・タイミングで使用する事ができ、隣接している対象1体は、このラウンドの終了時まで、ダメージ確定前のカウンター・タイミングで宣言できる、達成値÷2の軽減効果を使用する権利を1回得る。
 ただし、この軽減効果は呪文または、射程のある技や能力のダメージに限る。
【レンギリオンを信仰】:達成値×1.5の軽減効果となる。

○コラージソード R=6m D=使用したラウンド終了まで E=対象の武器1つ
         M=28 A=9 T=アサルト
 この呪文はアサルト・タイミングで使用宣言をし、対象1体の使用している武器1つは(これは本来対象に出来ない専用剣にも効果がある事を意味する)、『このラウンドの終了時まで、命中判定前のカウンター・タイミングで宣言する事ができる、達成値÷10d6の追加ダメージの効果』を持ち、その武器の使い手はそれを使用する権利を1回得る。
 ただし、この効果は片手用の「切る」タイプの武器にしか発動できない。
【ノーデンスを信仰】:効果が達成値÷9d6となり、両手用武器でも可です。

○フィジカル・カモフラージュ R=6m D=達成値÷4ラウンド E=味方4人
               M=29 A=18
 この呪文は範囲内の味方4人までを対象として使用する。
 対象となった者は、達成値÷5の装甲、達成値÷4の回避ボーナスを得て、さらにモンスターの射程をもったダメージ能力(ブレスアタックなどを含む)にのみ有効な達成値÷4の特殊装甲を得る事ができる。

○メッセージ  R=特殊 D=特殊 E=対象1体 M=30 A=11 T=通常
 パーティメンバーか、非常に親しい友人や家族などを対象にして使用を宣言する事が出来る。
 達成値文字までのメッセージをその対象に伝える事ができ、さらに達成値文字までの返信をもらう事が出来る。
 対象までの距離は関係なく使用出来るが、相手にメッセージが届くまでの時間は「72-達成値」時間内のいずれかのタイミングで、明確にいつかは使い手にもわからない。
 ただし、返信については呪文の一環である為、相手は3ターン以内に文面をイメージしなくてはならないが(イメージ出来なかった場合は、イメージ出来た所までの文面となる)すぐに使い手へとその返信は届く。
○ヒールルーン R=2m D=特殊 E=2名まで M=32 A=11 T=通常
 この呪文は使い手より2m以内の地面に1m直径ほどの聖印を描き出し、その中に入った2名までの者を達成値ポイント回復する。
 この2名については呪文が成立してから最初に聖印内にはいった者と、次に入った者であり、敵味方を問わない。
 この呪文は非戦闘時に使用した場合、「職業数による出目1効果無視」のルールを利用できる。
【フォン・ラフルを信仰】:『D=永久 E=4㎥内の対象2体』として使用する事が出来、対象2体に達成値ポイントの回復効果を与える事が出来る。
 この時の判定では「職業数による出目1効果無視」のルールを利用できる。

○フォアボウディング R=- D=達成値時間 E=- M=33 A=18 T=通常
 達成値時間内の使い手が指定した時間まで、現在使い手がいる場所にいた場合、または呪文を使用した場所から使い手が指定した方向に歩いてまっすぐ指定した時間まで移動した場合のいずかをまず選択する。
 どちらを選択したにせよ、その選択し指定した行為をした場合に、その結果が使い手にとって「危険」か「安全」かを抽象的なイメージによって知る事が出来る。
 たとえばその場に1時間いた場合に戦えば勝てる規模の敵に攻撃されそうな状況の場合、「いくつもの剣や槍が突き上げられ、掲げられる旗」のイメージがうかびあがる。
 このイメージについてはマスターがより細かい情報を伝える事にしても良く、上記の例でいえば敵の武器が剣と弓の場合「突き出される剣と飛来する矢」などのイメージにしてもよいが、どう解釈するかはプレイヤーにまかされて、マスターは説明する必要はない。
 ただし、「安全」か「危険」か「場合により危険」か「場合により安全」などの点については説明した方が良い。

○ヒーリングライト R=10m D=- E=対象一体 M=34 A=11 T=通常
 盾より溢れる暖かい光が対象を包み、達成値ポイントのHPを回復する。
 ただし、この時の回復ポイントは使い手うけているダメージ値が回復上限値となる。
 たとえば、使い手の耐久値が40だとして、現状のHPが25であった場合にこの呪文を使用して、達成値が30だった場合、対象が回復する値は15点となる。
 つまり、使い手のHPが全快だった場合、この呪文では回復効果はまったく発揮できないという事になる。
 なお、この呪文は精神力、気力、鬼力、輝力にも使用でき、その場合は達成値÷2の回復値となり、回復値の上限は使い手がうけているダメージ値÷2の値となる。
【クローミリスを信仰】:回復上限値がなくなり、単純に達成値が回復値となる。

○インクリークアクション R=2m D=達成値÷5ラウンド E=4人まで
             M=35 A=12 T=通常
 使い手の周囲2m以内の4人までの味方を対象として、達成値÷6の命中ボーナス、達成値÷5の装甲無視効果、達成値÷6のダメージボーナスを与える事ができる。
 ただし、この効果はエンチャントされたものが「叩く」武器、または装甲無効のダメージによって攻撃する場合には無効化されてしまう(呪文効果がきれるわけではない)。
【レンギリオンを信仰】:達成値÷4の命中ボーナス、達成値÷2の装甲無視効果、達成値÷3のダメージボーナスへと効果が変化する。


○スラッシュ・ブレード R=6m D=達成値÷2ラウンド E=武器1つ
            M=36 A=11 T=ラウンド開始時
 ラウンド開始時に使用する事ができ、対象とした武器が淡く輝き、達成値÷3の装甲無視の効果と、達成値÷7のダメージボーナスを与える。
【ノーデンスを信仰】:『E=武器2つまで T=通常』となり、同時に2つまでの武器を対象として呪文を使用してもよい。

○ローティング・コール R=- D=瞬間 E=- M=37 A=12
            T=命中判定前カウンター
 このラウンドに、自分の行動順で接近戦攻撃を宣言した対象に対して、味方が物理的な接近戦攻撃をする場合、命中判定前にカウンター・タイミングで宣言できる。
 その攻撃は達成値÷3の追加ダメージを得る。
 この呪文は攻撃行為そのものに影響しており、攻撃された敵も、攻撃している味方も対象にとっていない非常にめずらしいものである。

○ブレーブアーマー R=2m D=瞬間 E=対象1体 M=38 A=11
          T=回避判定前カウンター
 すでに使い手が行動順を消費していなければ使用を宣言できない。
 隣接している対象1体の回避判定前のカウンター・タイミングで宣言でき、達成値÷4の追加装甲値を与える事ができる。

○エクステンドヒール R=8m D=瞬間 E=特殊 M=39 A=12 T=通常
 使い手の周囲に達成値÷5本の輝く矢を生み出し、それはすぐさま使い手が指定した対象に向かって打ち出され、1本につき1D6+2点のHPを回復させる。
 この打ち出しは、射程内の複数の対象を同時にとる事ができるが、あくまで同時である為、生み出した輝く矢のうち、何本をどの対象に使用するかを宣言してから回復のダイスを振る事になる(つまり1本づつ処理するのではなく、指定した対象に指定した本数分しか処理できない)




============これ以降は上位呪文となります==============
   ※まだ未修正です。

○カバーリング・シールド R=4m D=瞬間 E=対象1体 M=45 A=9
 そのラウンドこれ以降ラウンド終了時まで、自身のカイトシールドのボーナスを失う事で、回避判定前のカウンター・タイミングで使用を宣言でき、対象の回避判定に、カイトシールドのボーナスをその瞬間のみ貸与する事ができる(呪文の特性上、達成値の高さは必要なく、自動的失敗さえしなければよい)。
 効果の関係上、この呪文は、自分自身に使用しても意味はなく、対象とした者と同時に使い手も攻撃されている場合、自分はカイトシールドのボーナスを利用できない。




○ウィークポイントコール R=- D=瞬間 E=- M=32 A=9
 このラウンドに、自分の行動順で接近戦攻撃を宣言した対象に対して、味方が物理的な接近戦攻撃をする場合、命中判定後にカウンター・タイミングで宣言できる。
 その攻撃は達成値×0.8の装甲を無視できる。
 この呪文は攻撃行為そのものに影響しており、攻撃された敵も、攻撃している味方も対象にとっていない非常にめずらしいものである。

○ブラインドコール R=- D=瞬間 E=- M=33 A=11
 このラウンドに、自分の行動順で接近戦攻撃を宣言した対象に対して、味方が物理的な接近戦攻撃をする場合、命中判定前にカウンター・タイミングで宣言できる。
 その攻撃目標の回避判定に達成値÷4のバッドボーナスを与える事ができる。
 この呪文は攻撃行為そのものに影響しており、攻撃された敵も、攻撃している味方も対象にとっていない非常にめずらしいものである。

○スピリチュアル・シールド R=4m D=瞬間 E=対象1体 M=34 A=12
 すでに使い手が行動しているなら、抵抗判定前のカウンター・タイミングで使用を宣言でき、対象の呪文または技の抵抗判定に、カイトシールドのボーナスをその瞬間のみ貸与する事ができる(呪文の特性上、達成値の大きさは必要なく、自動的失敗さえしなければよい)。
 この呪文は、自分自身に使用する事はできない。

○ブレーブ・インセンス R=6m D=使用したラウンド終了まで
       E=対象の武器1つ M=35 A=13
 この呪文はフリー・タイミングで使用する事ができ、対象1体の使用している武器1つは(これは本来対象に出来ない専用剣にも効果がある事を意味する)、このラウンドの終了時まで、命中判定前のカウンター・タイミングで宣言する事ができる、達成値÷5の命中判定ボーナスと、達成値÷2の装甲無視の効果を使用する権利を1回得る。
 ただし、この効果は剣類であり、「切る」タイプの武器にしか発動できない。

○ヒールライトソード R=6m D=- E=対象1体 M=38 A=9
 ダメージ確定後にカウンター・タイミングで使用を宣言でき、ダメージ処理の結果HPがマイナスになる者しか対象にとれない(もともとマイナスだった者がダメージ処理をする場合、普通は結果HPがマイナスになるはずなので問題なく使用できる)。
 使い手の剣のダメージ値を改めて算出し、そのポイントだけ、そのダメージを軽減する事ができる(この為、この呪文の発動には高い達成値は必要なく、自動的失敗さえ避ければよい)。
この呪文はダメージ確定後のカウンター・タイミングでしか使用できず、通常タイミングや、ライフの支払い、さらにダメージを受ける者本人の行為によるバックファイア系ダメージにも使用する事はできない。

○ホーリーシールド R=2m D=- E=達成値÷8体まで
          M=40 E=18
 天にかかげたシールドより淡く輝く、やわらかな光があふれだし、使い手と隣接している達成値÷8体までの対象に、剣のダメージ値を算出し、その値だけHPを回復する。
 この時同時にその値÷2の気力、精神力、鬼力、精霊力も回復させることができる。

○オラクル・ウィルズ R=- D=達成値÷3ラウンド E=-
           M=49 A=29
 使い手と隣接している味方の任意の対象すべての者が、一瞬輝く光の柱につつまれ、達成値÷4の回避・呪文抵抗ボーナス、達成値ポイントの疑似HP、達成値÷6の追加装甲ボーナスを得る事ができる。
 この時、対象にとった味方の数×達成値÷3ポイント、使い手は聖戦宣言におけるロスダメージを回復する事ができる。

○ヴォルティナルガード R=4m D=瞬間 E=対象1体 M=55 A=23
 ダメージ確定後のカウンター・タイミングで使用を宣言でき、達成値ポイントのダメージを軽減できる。
 この時、自分以外に使用したのなら、自動的失敗のルールを無視して達成値を求めてよく、軽減効果は達成値×2ポイントとなる。
 自分に使用した場合、自動的失敗のルールは適用されるが、その攻撃が射程をもった範囲攻撃だった場合、使い手の後方一直線上の者すべてに軽減効果が適用される。